転職活動の後悔、第1位は「業界・職種についての調査」。JobQ調べ

キャリア形成や転職に特化した匿名相談サービス・JobQを運営するライボ（東京都渋谷区）は11月19日、「転職意識調査」の結果を発表した。

転職者数が年々増加傾向にある現状を踏まえ、転職経験者、また現在転職活動中のJobQ利用者を対象に意識調査を行った。

転職に「成功した」は全体の約3割

自身の転職活動についてどう考えているのか聞いたところ、「成功した」と答えたのは全体の約30％。

全体の約半分が「どちらともいえない」と回答し、約10％は「失敗した」と答えた。

「成功した」と感じる具体的な理由で最も多かったのは、「具体的な転職理由があった」（42.5%）。次いで「年収や待遇に満足している」（38.8％）だった。

一方、「失敗した」と感じる具体的な理由では「新しい職場が思っていた雰囲気と違った」（37.9％）が最多となり、「情報収集が不十分だった」（34.5％）が続いた。

【「成功した」と感じる具体的な理由】

【「失敗した」と感じる具体的な理由】

転職活動の鍵は情報収集か

調査では、全体の29％が「転職活動中にしておけばよかったと後悔していることがある」と答えた。

しておけばよかったと後悔したことを具体的に聞いたところ、最も多かったのは「業種・職種についての調査」（47.3％）。次いで「自分の市場価値への理解」（39.2％）だった。

最も回答が多かった「業種・職種についての調査」は、転職活動を失敗したと感じる具体的な理由2位の「情報収集が不十分だった」と類似していることから、同社はプレスリリースで「転職活動にとって情報量が必要不可欠」と改めて分析している。