話題の「おまもりデザインのティーバッグ」について、リプトンにアイデア誕生の瞬間を聞いた。
おまもりデザインの「紅茶」が話題に
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングが展開する紅茶ブランド・リプトンが12月1日(日)に発売する「リプトン イエローラベル ティーバッグ10袋 おまもりデザイン」がネット上で話題を呼んでいる。
ティーバッグの外袋がおまもりのデザイン(5種類)になっていて、さらに角を折るとおまもり型になるという期間・数量・国内限定の商品である。
和を感じる素敵なデザインのティーバッグについて、ネット上に「面白いし可愛い」「良いアイデア」「これは欲しい」「プレゼントに使えそう」「紅茶を飲む習慣がない人でも、これをきっかけに毎日飲みだすかも」といったコメントが寄せられている。
ゴロの良さや認知度に着目し発案
リプトン アシスタント ブランドマネージャー マーケティングーリフレッシュメントの小林令奈さんに話を聞いた。
-----「おまもりデザインのティーバッグ」は、どのような経緯で誕生したのですか?
「2020年のオリンピックで盛り上がる市場をみて、何かリプトンならではの日本らしく楽しい製品を消費者にお届けできればと考えました。
リプトンというブランドはブランドパーパス(ブランドの大切にしていること)として『大切な人とのつながりを大切にしてほしい』という願いがあります。
紅茶ブランドとして人々の会話のきっかけや時間を共有するきっかけとなるような商品ができたら、という考えからコンセプトを考えました。
おまもりの形は偶然ティーバッグを見たときに似ていると思ったことや、『おまもリプトン』という響きのゴロの良さ、『おまもり』という思いや願いがこもった日本人なら誰もが分かる物ということから思いつき商品化しました」
提供:リプトン日本を意識しつつ紅茶にちなんだデザイン
-----5種類のデザインはそれぞれ何をイメージしているのですか?
「すべて日本らしい伝統的な模様を意識しているのはもちろん、実はすべて紅茶にちなんだデザインになっています。
紅茶のタグや抽出しているときの水色の広がるイメージ、茶葉、スプーン等、紅茶にちなんだ要素をちりばめたデザインです。
ティータグにはランダムに13種類の応援メッセージが入っています。少しおみくじのような要素を意識し、そのうち1種類だけ『大吉』が入っていますので見つけた方はラッキーです!
誰かとの会話のきっかけや前向きな気持ちになりたいときに是非お楽しみいただければと思います」
「リプトンらしさ」と「日本らしさ」バランスを意識
-----デザインするにあたって、こだわった点・工夫した点は?
「日本らしさと同時に、リプトンらしいスタイリッシュさや『かわいい!』『面白い!』と思っていただけるようなツイストを加えることを意識しました。
もともとグローバルブランドであるリプトンがあえて『日本』を表現するという相反する要素が強かったからこそ、よりインパクトがありユニークなデザインができると考え、両方のいい要素を最大化することに注力しました。
特にエンベロープ(ティーバッグの外袋)の紅茶にちなんだデザインを和の要素で表現する部分にはこだわり、『リプトンらしさ』と『日本らしさ』のバランスを意識しました」
提供:リプトン紅茶を楽しく飲むきっかけ・会話のきっかけに
-----同商品のターゲット層は?
「訪日観光客の方はもちろん、受験生やその親御さん、社会で頑張る皆様等幅広い層の方々に楽しんでいただければと思います。
普段紅茶を飲む機会がない方でも紅茶を楽しく飲むきっかけや、会話のきっかけになれば幸いです」
提供:リプトン「リプトンのブランドパーパスである『大切な人とのつながりを大切にしてほしい』という願いと、紅茶を楽しく飲んでほしいという願いを込めた製品になります。
ぜひ周りの方との会話のきっかけや紅茶を飲んでほっと一息つく時間に活用いただけますと嬉しいです」
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう