株式会社ボランチは11月15日(金) から、創作分野や起業、人事、広報、教育、地方創生、フェムテック(女性の健康に関する技術)など、会社や業界の垣根を超えた専門家を集め、日本や社会全体が抱える課題解決に取り組む「ファンタジスタ」プロジェクトを本格始動させた。
企業や業界の枠内だけでは解決できなかった課題に対し、革新的な風を巻き起こすことが目的だ。
業界の垣根を超えて社会課題を解決
ボランチ代表の松重宏和氏は、複数の業界にまたがって活動をしているという。
松重氏は「業界内の常識は一歩外に出ると知られていない。全く知見のないメンバーで一から試行錯誤して、無駄な作業やコストが発生している。業界という壁を超えて、人材や能力、経験などを掛け合わせることで無駄をなくし、本当の意味でのイノベーションを起こすことはできないか」かと、経験を通じて感じたそうだ。
弁護士、大学講師など20名以上が参画
そういった現状を打破するため、松重氏の呼びかけで、クリエイティブディレクター、アートディレクター、プロデューサーといったクリエイター陣をはじめ、人事や広報、システムエンジニア、弁護士、大学講師など総勢20人以上の専門家が集まり「ファンタジスタ」を立ち上げた。
今後は「クリエイティブ×HR」「スタートアップ×地域創生」「教育×性」など、参加者の得意分野を持ち寄ることで、企業や自治体が抱える課題に包括的な解決策の提供を目指す。
また、業界にとらわれずに活躍する専門家に話を聞くメディアや、各業界から特別ゲストを招いた講演会なども検討していくという。
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