組織開発支援サービスを展開するHRTechベンチャーのモニカは11月15日、Web・IoTなどの開発現場での利用に特化したカードゲーム型の対話支援ツール「Morris(モリス)」を発表した。
開発の際に、セキュリティ・ユーザビリティ・ビジネスの各専門領域の関係者が、心理的安全性に配慮したチーム内の関係を構築しながら、品質向上に必要な検討を深めることを支援するツールだ。
カード形式で気軽に対話を促す
IoTデバイスやWebサービス等の開発現場では、部門間・専門家間のコミュニケーション不足等により、ユーザビリティやセキュリティ、投資対効果といった複合課題のリスク顕在化を招いているケースが少なくないという。
同ツールは、こうした現状を打破すべく、専門家間のコミュニケーションと良質な関係性の構築を支援するため誕生した。
デザイナー等のユーザビリティサイドと、エンジニアなどの開発・セキュリティサイド、事業責任者等のビジネスサイドの各専門家同士の相互理解を、カードゲーム形式で気軽に促せるように設計。
カードに書かれた問いと進め方のルールに従って対話をすることで、開発チーム内での役割の確認や課題意識の共有を簡単に行うとともに、心理的安全性の醸成に役立てることができるという。
関連イベントが11月22日に実施
2019年11月22日(金)に神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催されるET & IoT Technology 2019に出展し、ツールの解説とデモンストレーションを行う。同社オンラインストアでは2020年初めに販売開始を予定。導入予定の企業向けファシリテーター養成講座も順次開講予定だという。
※関連イベントの詳細はプレスリリースで案内
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