株式会社はてなは11月15日、同社が提供するオウンドメディア向けCMS「はてなブログMedia」において、TRENDEMON JAPAN株式会社のアトリビューション(間接効果)解析ツール「TRENDEMON(トレンデーモン)」と連携を始めたと発表した。
はてなブログMediaを導入した企業は、オウンドメディアの効果の可視化や改善点が確認できるTRENDEMONを、最大6カ月無償で利用できる。
オウンドメディア特化のCMS「はてなブログMedia」
はてなブログMediaはオウンドメディアの構築・運営に特化したCMS。
オウンドメディアとは、企業が自ら所有・情報発信を行う広報誌やウェブサイトといった消費者向けの情報媒体のことである。
シンプルで書きやすい編集画面を持ち、エンジニアなどの専門職の工数確保や脆弱性対策、定期的なシステム更新などへの対応を気にすることなく、オウンドメディア担当者が注力すべき本来の業務であるコンテンツ制作に集中できる。
解析から運用改善まで担うTRENDEMON
はてなブログMediaと連携する「TRENDEMON」は、コンテンツに特化したアトリビューション解析ツール。アトリビューションとは、コンバージョン(Webサイトの訪問者に期待する行動)に至るまでの間接効果のこと。
TRENDEMONは、こうしたアトリビューションの解析と効果的な運用改善を実現するツールとなっている。
はてなブログMediaとTRENDEMON連携の背景
オウンドメディアを活用したコンテンツ市場戦略では、効果の可視化が困難で、狙っていた成果が出るまでに長い時間を要すことが課題だった。
オウンドメディアの分析にTRENDEMONを使うことで、訪問者がコンテンツを読んだのちにどのような行動を起こしたか、コンテンツがコンバージョンにどのように貢献したのかなどを、コンテンツの読了率・回遊率・貢献度の数値化によって簡単に確認することができるとしている。
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