株式会社インテージは11月11日、中国の「独身の日」にちなみ「おひとりさま」ですること・しないことに関する消費者調査の結果を公開した。
おひとりさまファーストフードが最多
同社は2019年10月28日~10月30日に、全国の20歳から69歳の男女3,338人を対象に、「おひとりさま」ですること・しないことに関するアンケート調査を実施した。
調査結果によると、一人で利用したことがある経験として、最も多かったのはファーストフードでの飲食。6割以上が「したことがある」と回答した。
一方で、ボウリング場、ディズニーランド、高級レストランなど誰かと一緒に楽しみたい場所や、一人客を見かけにくい場所については経験者が少なかった。
「おひとりさま」は男性に多い
性年代別に調査すると、全般的に男性の方が「ひとり○○」をする経験率が高いことが判明したという。
なかでもひと際、男女差が大きかったのは、ラーメン店の一人利用。およそ7割の男性が「経験した」と回答したのに対し、女性は3割程度であった。
居酒屋や焼き肉店についても同様に、男性の方が女性よりも一人で利用することが多いようだ。
スポーツ観戦についても男性が2割以上だったのに対し、女性は1割未満だった。
男性が入りにくいのは「ひとりスイーツ店」
男性一人で心理的なハードルが高いと思われるのは、スイーツ店(菓子店など)でのイートインだった。
女性の3割以上は一人でスイーツ店でのイートインを経験したことがあったが、特に40代以上の男性は1割未満の経験率に留まった。
カラオケについては、20代は男女ともに3割以上が一人利用経験者であったが、年代が上がるにつれて難しくなるようで、60代は男女とも1割未満の経験率だった。
一人では足を踏み入れにくい場所もある
ひとりで行動することのメリットとデメリットに関する調査結果もある。
メリットについては、「自分の好きなように時間を使える」が約6割、「自分のしたいことだけすることができる」が約5割と上位を占めた。
デメリットとしては、「『おひとりさま』では入りにくいお店・場所がある」が4割で最多だった。
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