ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する、株式会社トラストバンクは、沖縄のシンボル“首里城”再建支援のため、自治体への寄附を英語でできる「外国語寄附受付サービス」に沖縄県那覇市の寄附受付フォームを開設した。
沖縄在住の外国人の方々から寄付の申し出
外国語寄附受付サービス開設の大きなきっかけは、那覇市へ寄せられた沖縄在住の外国人や海外在住者からの「那覇市に寄附をしたい」という声だ。
また、ふるさと納税制度を活用してクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」プロジェクトを通じても、那覇市へ英語の応援メッセージが複数届いている。
このような多数の声に押され、国内に住民票がなくふるさと納税が適用されない人でも、那覇市へ寄附ができるしくみ外国語寄附受付サービスが開始された。
寄付の使い道は首里城再建支援に限定
GCFはトラストバンクと那覇市が開設。「首里城」の再建支援を目的としたGCFに集まった寄付金は、11月6日19時現在、計約3億6,645万円(寄附件数26,667件)。
外国語寄附受付フォームを通じた那覇市への寄附も、使い道を「首里城」再建支援に限定しており、円建てで2,000円から寄附ができる。決済はクレジットカード決済のみ。
また、外国人に言語対応するため、那覇市の「首里城」再建支援プロジェクトのGCFページにも、英語表記が追記された。
首里城再建支援への外国語寄附受付フォームの概要
外国語寄附受付フォームでの寄付募集期間は、2019年11月6日~2020年3月31日。
対象となるのは日本に住民票がない外国人や海外移住者などで、円建て2,000円~9,999,999円(1,000万円未満)までクレジットカード決済で寄附できる。
寄附金を申し込む際、那覇市へメッセージを送ることも可能だ。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう