帝国データバンクは11月6日(水)、同社が行った最新2期連続で「増収増益」となった企業の抽出・集計・分析結果を公開した。
トップは建設業
同社は、2019年10月時点の企業概要データベース「COSMOS2」の中から、2016年度から2018年度の決算数値が判明した約107万3千社を対象に、最新2期連続で「増収増益」となった企業を抽出し、分析をした。
その結果、2018年度決算で最新2期連続「増収増益」と判断された企業は3万3千社。 全体の3.07%であったという。
業種別では、「建設業」が9946社でトップに立った。都市部の再開発などによる影響か、土木工事や管工事を手掛ける企業の増収増益が目立った。
出典:株式会社帝国データバンクプレスリリースまた、都道府県別では、1位が6728社の東京都。次いで2位が3744社の大阪府だった。
出典:株式会社帝国データバンクプレスリリース同社は、東京五輪需要や省力化投資の加速などといった経済的プラス材料がある一方で、人手不足による人件費増加、消費税率引き上げ、および自然災害の頻発などが、企業業績にどう影響するか、今後の動向に注目したいとしている。
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