FacebookとInstagramはナスや桃、水滴などの絵文字に関し、性的な意味を暗示させる場合に限り使用を禁止すると旨を、米アダルト業界メディア XBIZをはじめ複数の海外メディアが伝えている。
今年の7月FacebookとInstagramは、広く使われるプラットフォームで使用可能な性的表現に関するコミュニティ規定を更新した。
性的な表現と絵文字の併用はNG
LGBTのニュースサイト「Out.com」が「性欲をあおる」とする表現と、ナスや桃の絵文字を組み合わせることは「性的行為の勧誘」に抵触すると判断。
Facebookのコミュニティ規定では、「文脈または一般的に性的なニュアンスを含む絵文字や絵文字の連続使用」は、ヌード画像や性行為、性行為の相手、サイバーセックスの会話などとの併用を禁止する「暗示的要素」に含まれるという。
なお、FacebookやInstagramがコンテンツを削除するか否かは、絵文字のみで判断するのではなく、ヌードや性行為、その相手やサイバーセックスの会話などに合わせ、暗示的または間接的に、性的なニュアンスを有する絵文字を使用した場合に限られる。
米国のポルノ俳優の中には、すでに同規定に触れたとしてInstagramのアカウントを凍結された人もいて、自分たちを目の敵にしていると感じてる人もいるそうだ。
日本版Facebookのコミュニティ規定「14.性的行為の勧誘」には、2019年11月6日正午時点では、このような絵文字使用に関する注意事項を掲載していない。
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