活字離れという言葉がある通り、近年は本を読む習慣がある人が減ってきているとされている。
より良い条件で退職するためのノウハウや情報をまとめたサイト「退職の前に読むサイト」を運営するベースメントアップス株式会社が、社会人の読書について調査結果を公開した。
読書より動画が面白いと多くの人が感じている?
本を読む習慣がない社会人は、「仕事が忙しく読む時間が無い」「テレビやスマホで動画を観る方が面白い」などの理由で本を読まないと言われている。
実際には、社会人はどのくらい本を読んでいるのだろうか。
「退職の前に読むサイト」編集部は、次の調査概要で社会人を対象に月の読書量を問うアンケート調査を行った。
一月あたりの読書量ゼロが45%も
社会人を対象とした一月あたりの読書量アンケートの結果は次の通り。
1.2冊ほど:33%
5冊以上10冊未満:10%
10冊以上:12%
読書しない:45%
調査の結果、読書をしないと回答した人が最も多く45%だった。読書をしない理由は、上述のとおり「本を読む時間がない」「動画の方が面白い」という理由であると考えられる。
また、新卒など給料が低く経済的な余裕がない人たちは、本の購入が大きな負担になるため、読書をしないとも言えるだろう。
読書家が成功者の共通点
世界的な成功者の共通点の一つが読書家であることである。成功者の中には、年に何百冊という本を読む人もいる。それでは、なぜ成功者は本を読むことを習慣化しているのだろうか。大きく分けて3つの理由がある。
・知識の総量が増える
・教養を身につけられる
・新しいアイディアを思いつくきっかけになる
成功者ほど努力して本を読む時間を作ると言われている。時間がないと言い訳せずに、本を読む時間を作ることが成功者になる方法とも言えるだろう。
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