横浜市は10月31日、2019年上半期の自動車関連企業の誘致状況について発表した。
発表によると、上半期にはイタリアの「ドゥカティジャパン」やアメリカの「ポラリスジャパン」など世界的企業7社が進出を決定した。
イメージ画像/Adobe Stock世界トップ30のうち13社が同市に拠点
横浜はビジネス環境の魅力が高いとして、国内外から企業の立地が進んでいる。
特に自動車産業では、世界トップ30の⾃動⾞サプライヤのうち13社が横浜に研究開発拠点を置くなど、産業の集積が図られているそう。
集積が都市ブランドとなってさらなる企業を呼び、世界的な⾃動⾞関連企業が続々と横浜に拠点を置き始めてという。
上半期に7社が横浜への立地を決定
2019年上半期に横浜市内に集まった自動車・バイク関連企業は次の7社。
ポラリスジャパン(アメリカ)
インディアンモーターサイクル、スノーモービル、ティンバースレッド製品及び付随するパーツ、アパレルの輸入、卸販売、関連する事業、サービスの提供。
2019年4月1日に事業開始。
水素パワー
水素エネルギー事業業務燃料電池設計、開発、水素タンク開発。
2019年6月1日に事業開始。
エービーダイナミクス(イギリス)
全世界の自動車産業への統合試験システム及びサポートサービスの提供。
2019年9月17日に事業開始。
日本華翔(中国)
自動車/EV車に関する内外装・車体・光学部品関連の開発・設計・マーケティング等。
2019年10月10日に事業開始。
ドゥカティジャパン(イタリア)
オートバイ及びその各部品・付属品・アパレル製品の輸入および販売、オートバイの整備・補修。
2019年11月に事業開始予定。
放電精密加工研究所
金型及び機械部品・金属製品等の製造及び受託加工並びに販売、自動車用プレス部品・センサー部品・自動車部品の表面処理。
2020年1月に事業開始予定。
ネクステアオートモーティブジャパン(アメリカ)
自動車部品及び自動車関連部品の製造・サポート。
2020年4月事業開始予定。
出典元:横浜市プレスリリース/数字(1~15)は、世界トップ30の自動車サプライヤの研究開発拠点横浜市は、今後より一層の産業集積を図り、I・TOP横浜への参画などを通じて「イノベーション都市・横浜」を推進していくとしている。
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