月額制で全国の家に自由に住める多拠点コリビングサービスを提供するアドレス(ADDress/東京都千代田区)は29日、正式サービスを開始した。
同日より、公式サイトにて新規会員の募集を開始。
また、ANAやJR東日本スタートアップ等と提携し、飛行機・電車・車の移動のコストを大幅に下げ、定額制の「住まい+移動社会」の実現を目指すと発表した。
出典元:アドレスプレスリリース月額制の多拠点居住サービス
ADDressは、好きな時に、好きな場所で、好きな暮らしをする新しい生き方を実現する多拠点生活プラットフォーム。
月額4万円からの定額制で、同社が日本各地に管理する家に住み放題になる。現在、全国に24拠点を展開。
「#全国創生」をスローガンに掲げ、多拠点居住を通じ、全国活性化及び日本中のコミュニティに新たな関係をつくるライフプラットフォームを提供する。
ANAやJR、カーシェア等と連携
今回、サービスの本格始動に伴い、ブランドアイデンティティや公式サイトを一新。新規20拠点のオープン予定地域を発表した。
出典元:アドレスプレスリリース出典元:アドレスプレスリリース定額制の住まい+移動社会の実現を目指し、まずは会員限定で、次のような移動サービスを開始するという。
・ANAホールディングス:ADDressの利用料金に加えて月額2~3万円にて、全国の指定路線・便に4回(または2往復)できるサービスの実証実験を2020年1月より開始
・IDOMは、定額乗換放題のカーシェアサービス「NOREL(ノレル)」をADDressの指定物件の駐車場に設置し、各物件間および中古車販売のガリバー販売店で乗り捨て可能なカーシェアサービスを1月より開始
JR東日本グループとの事業連携の詳細は11月中に発表。渋谷区観光協会が渋谷にオープン予定のコミュニティサロンと連携し、全国への関係案内所機能を設け、多拠点生活のサポートも開始予定だという。
出典元:アドレスプレスリリース地方と都市の垣根をなくし、人口をシェア
今後、3年間で1万会員・2000拠点へ広げる予定だそう。
また、多拠点の住まいや移動だけでなく、教育・医療・仕事など様々な事業者と連携し、サービスレベルの向上を加速化へ。
暮らしと移動を快適にすることで地方と都市の垣根をなくすと共に、都市部の協力も得て全国の関係人口を創出し、都市と地方の人口のシェアリングを牽引していくとしている。
※会員向けメニュー(個人メニューと法人メニュー)など発表の詳細は、プレスリリースにて見ることができる
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