ワタミ株式会社が、全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会とともに「食品ロス削減の推進に関する共同宣言」をした。
2019年10月1日には食品ロス削減推進法(食品ロスの削減の推進に関する法律)が施行されている。ワタミは外食事業を展開する企業として、食品ロス削減に向けた活動「おいしい ワタミ 食べきり」を推進する。
顧客と共に食べ残し削減を目指す活動を展開
「食品ロス削減の推進に関する共同宣言」を発表したのは全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会、ワタミを含めた民間企業3社。
共同宣言にもとづいて、ワタミは顧客と一緒に食べ残し削減を目指す「おいしい ワタミ 食べきり」に取り組むことで食品ロス削減に取り組む。
ワタミは2010年、環境省より「エコ・ファースト企業」の認定を受けている。
食品ロス削減を目指し、外食事業で顧客とコミュニケーションをはかりながら、2030年までに50%ロスを削減する。
「おいしい ワタミ 食べきり」では持ち帰りの推奨も
「おいしい ワタミ 食べきり」で実施する施策は次のとおりだ。
1. 食べきれない食品を「フィードパック」で持ち帰りの推奨
ワタミ全店舗で持ち帰り専用容器を提供しており、食べきれない料理の持ち帰りを実施している。さらに、11月中旬からは「和民」「坐・和民」で持ち帰り用パックをバイオマスプラスチック容器に変更し、プラスチックごみ削減につなげて環境に配慮する取り組みも行う。
2. 「3010(さんまるいちまる)運動」の推進
3010運動は宴会や会食などで、始まりの30分と終わりの10分は料理を楽しむことで食べきりを実践する運動だ。3010運動を促す販促物による告知を強化することで、顧客への認知を高めるとしている。
全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会
https://info.pref.fukui.lg.jp/junkan/tabekiri/network/
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