日本最大級の雑誌オンラインサイトFujisan.co.jpを運営する富士山マガジンサービス(東京都渋谷区)は、リコーと電通と連携し、ビジネス誌・業界専門誌が読み放題の月額制サービス「Biz SHERPA (ビズ・シェルパ)」を11月11日から開始する。
本日(10月18日)より事前申し込み受付を始めた。
出典元:Fujisan.co.jpプレスリリース
雑誌データを分割し内容で分類・再構成
「Biz SHERPA (ビズ・シェルパ)」は、総合ビジネス誌や各業種業界の専門誌などの雑誌データを、記事単位に分割して内容によって分類し、利用者の関心ごとに沿った情報に再構成して提供する月額制の読み放題サービス。
それぞれの業種・業界のビジネスに役立つコンテンツを、出版社の枠を無くし、Webブラウザ上で一元的に閲覧できる。
出典元:Fujisan.co.jpプレスリリースサービス開始当初は、建築・建設ジャンル・総合ビジネスジャンルを中心にラインアップ。
出版各社の協力のもと、経理・人事・法務といったバックオフィス業務、さらには流通・製造・金融といった業種に関するコンテンツの追加を図っていくそうだ。
専門性が高く良質なコンテンツを「見る」「探す」「集める」ことに特化し、利用者の情報収集活動をサポートすることで、生産性向上と知的創造に貢献する。
出典元:Fujisan.co.jpプレスリリース/提供する雑誌ラインアップ(10月18日時点、14社17媒体を予定。随時増加予定)専門性の高い情報を横断的に閲読
ビジネスの領域において、それぞれの業種や業界に特化した専門紙などをデジタルデータとして横断的に閲読できるサービスが少なく、出所が確かで質の高い専門的な情報をWeb上で収集・閲読するのがまだ難しい状況にあることから、同サービスを開発した。
同社と電通の合弁会社であるmagaportが提供する、最新のAI技術により記事データを各種電子媒体で広く扱えるデータ形式に自動変換する「マガポート記事サービス」の仕組みを活用し、誌面pdfデータを用いて、コストや労力を抑えながらマイクロコンテンツ化。
リコーは全国の法人顧客基盤を活用してユーザーを開拓。同社とmagaportは各種出版社との契約や収益配分を、電通はサービスの発展に向けてビジネスプロデュースを担う。
出典元:Fujisan.co.jpプレスリリースコンテンツを提供する出版各社にとっては、記事データの他方面での利活用が進めば、さらなる収益機会の拡大につながるとしている。
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