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フードコートに「たこ焼き・ソフトクリームロボット」が登場、従業員の負担を軽減し効率化

長澤まき

2019/10/18(最終更新日:2019/10/18)


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調理ロボットサービス開発を手がけるコネクテッドロボティクス(東京都小金井市)は17日より、イトーヨーカドー幕張店内のフードコート・ポッポ幕張店にて、たこ焼ロボット「OctoChef」とソフトクリームロボット「レイタ」の稼働を開始した。

調理ロボットの導入により、キッチンで働く従業員の負担を軽減し、作業の効率化につなげる。

アーム型協働ロボにAI等を組み合わせ

導入したのは、人と一緒に安全に稼働することができるアーム型の協働ロボットに、人工知能による画像認識を通じたディープラーニング等の最新技術を組み合わせたロボット。

たこ焼ロボット「OctoChef」は、生地流し込みから焼き上げ、皿への取り分けまでの一連の作業を行う。

1回(約20分)あたり96個(約12人分)を生産。AI機能により焼きムラがないか確認することも可能だという。

・フードコートに「たこ焼き・ソフトクリームロボット」が登場、従業員の負担を軽減し効率化 1番目の画像
出典元:コネクテッドロボティクスプレスリリース

ソフトクリームロボット「レイタ」は、注文受注から巻き作業、商品提供までの工程を実施。1個あたり45秒で提供する。

利用者がレイタのソフトクリーム調理工程を見ることができるようになっており、ロボットと人が一緒に調理を行う、見て楽しい・食べておいしい臨場感あふれるキッチンを通して、より楽しく創造的な食の喜びを提供する。

・フードコートに「たこ焼き・ソフトクリームロボット」が登場、従業員の負担を軽減し効率化 2番目の画像
出典元:コネクテッドロボティクスプレスリリース

作業を効率化、食品ロスも削減へ

調理ロボットの導入により、キッチンで働く従業員の負担を軽減し、作業の効率化を図ることができるそう。商品の品質の安定、従業員の教育時間と食品ロスの削減といった効果も期待できるという。

同社は今年7月にセブン&アイ・フードシステムズとの提携を発表しており、今回の導入は提携の第1弾。

同社はプレスリリースで「効率性とエンターテイメント性を兼ね備えた、新しい飲食店をぜひご体感ください」とコメントしている。


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