傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Groupは、株式会社ハッチ・ワークの運営する、貸会議室アットビジネスセンター渋谷東口駅前会場での導入実験を経て、両者は提携して今後都内全域への拡大を図っていく。
日本初の傘のシェアリングサービス「アイカサ」
2018年12月にサービスを開始した「アイカサ」は、日本初の傘のシェアリングサービス。突発的な雨の時に、ビニール傘をわざわざ購入せずに、「アイカサ」を利用して傘を借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができる。
現在は、渋谷や上野をはじめとした都内全域と、福岡市で展開中で、合計のスポット数約612箇所、登録ユーザー数は5万2千人を超えている。
大都市を中心に展開する貸会議室「アットビジネスセンター」
一方、株式会社ハッチ・ワークの運営する貸会議室「アットビジネスセンター」では、東京・神奈川・大阪にて20施設5598席を運営しており、セミナー・研修・会議・懇親会といった用途で年間110万人を超える来場者がいる。
駅近の貸し会議室「アットビジネスセンター」利用者を困らせているのが突然の雨。そこで、“好きな時に借りられて、どこでも返すことが出来る”という傘のシェアリングサービス「アイカサ」の導入実験を経て、いよいよ都内拡大に向けた本格提携が実現したという流れだ。
それまで、「アットビジネスセンター」でも傘の無料貸し出しを行っていたが、気づけば用意した傘がゼロになっていることも多かった。来場者にとってわざわざ傘を返却に来ることがいかに面倒か、ということを痛感したという。
両者の本格提携が開始、都内全域の貸会議室へ拡大予定
「返すのが面倒」という来場者の要望に応えるため、「アットビジネスセンター渋谷東口駅前」という好立地の会場の一つでテストをしたところ、利用者から好評だった。これを受けて、「アイカサ」を都内会議室に本格導入することを決定した。
このたびの本格提携を受けて、株式会社ハッチ・ワークが運営する「ひとり会議室」というサービスの2時間無料クーポンの配布が実施される。
「ひとり会議室」で使える2時間無料クーポンを配布
「ひとり会議室」とは、厚生労働省推進の「働き方改革」によりテレワーカーが増加する一方、「カフェでWEB会議ができない」と困っている“WEB会議難民”に対する救済サービス。
駅前一等地にあり、wi-fi・電源・複合機を備えている貸会議室アットビジネスセンターを、30分100円~という格安料金で相席にて提供している。こちらは現在、東京池袋駅前店別館と横浜西口駅前店にて展開中だ。
ノマドワーカーは拠点を定めない働き方をしているため、「アイカサ」の強みである“好きな時に借りられて、どこでも返すことが出来る”という点とマッチする。
そこで、「アイカサ」利用者向けに、「ひとり会議室」の2時間無料クーポンを配布するキャンペーンを実施する。
内容としては、「ひとり会議室」が利用できるアットビジネスセンター東京池袋駅前店別館と横浜西口駅前店にて「アイカサ」を返却した際に、アイカサの返却画面に表示される“「ひとり会議室」2時間無料クーポン”のバナーをクリックすることで、スマホ上にクーポンが表示。あとは、クーポン案内の通りに、店頭スタッフご提示して利用するという仕組みだ。
【クーポン利用可能店舗 詳細】
▼池袋駅前店別館 東京都豊島区東池袋1-6-4 伊藤ビル 4・6・7・8・9階
▼横浜西口駅前店 神奈川県横浜市西区北幸1丁目8−4 日土地横浜西口第二ビル5・6階
突然の雨に降られたときにも助かる「アイカサ」のサービス。出先の貸会議室に設置されるのは心強い。今後のサービス対応エリアの拡大に期待したい。
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