北陸最大級のワイン&フードイベント「イートワイントヤマ」が10月富山市で開催されるが、その広告が話題になっている。
ぶっ飛んだ広告が話題のイートワイントヤマ
北陸最大級のワインフェスティバル『イートワイン トヤマ』は全国から集まったワインバーやイタリアン、フレンチの料理人、インポーターなどが集まる人気のイベント。
今年は10月20日に富山で開催される。
このイベントの広告デザイナーに2017年から起用されたのがデザインスタジオROLEの羽田純氏だ。
「意識低い系デザイナー」
実は彼はワインに関する知識をまるで持ち合わせていない。
デザインを考えるにあたり、1か月かけてワインについて学んだがワインのプロフェッショナル相手にプレゼンできる程の知識が付くはずもない。そこで発想を転換して作り出したのがあえての「意識低い系デザイン」というわけだ。
知らない人もまずなんとなくの「雰囲気」を味わいながら大人になっていく、というワインの楽しみ方に目をつけたこのデザインはこの年の北陸3県のコピーライターズクラブ審査会(HCC)でもトップ10に入る賞を受賞するほか、デザインの全国審査でも評価を受けた。
2017年の「ワインは雰囲気」に続き、翌年2018年には「知ったかぶりを楽しもう」というテーマでワインを前にちょっとカッコつけてしまう心理を表現し、話題を呼んだ。
2019年は「感じ方には個人差があるけれど!」をテーマに漫画家目元あたる氏が独特の世界観で10コマのストーリーを描いている。
ぜひ「イートワイン トヤマ」に足を運んでワインと「意識低い系」デザインを楽しんでほしい。
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