HOMEビジネス 空飛ぶクルマのSkyDriveが15億円調達を完了!2019年度内に有人飛行試験開始へ

空飛ぶクルマのSkyDriveが15億円調達を完了!2019年度内に有人飛行試験開始へ

U-NOTE編集部

2019/10/02(最終更新日:2019/10/02)


このエントリーをはてなブックマークに追加

航空機・ドローン・自動車エンジニアが集う有志団体CARTIVATORのメンバーから発足したスタートアップである株式会社SkyDrive。 

SkyDriveでは“空飛ぶクルマ”の開発、製造および販売を行っている。 

空飛ぶクルマのSkyDriveが15億円調達を完了!2019年度内に有人飛行試験開始へ 1番目の画像

既存投資家であるDroneFund、Zコーポレーションに加え、STRIVE、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、環境エネルギー投資を株主として迎え、第三者割当増資および助成金を通じて15億円の資金調達を完了した。 

2019年内の有人飛行試験開始に向け開発を加速する。 

空飛ぶクルマとは 

空飛ぶクルマの正式名称は、電動垂直離着陸型無操縦者航空機という。電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴だ。 

モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでいる。 

空飛ぶクルマのSkyDriveが15億円調達を完了!2019年度内に有人飛行試験開始へ 2番目の画像

既存の航空機に比べて低コストで低騒音。離発着場所もコンパクトになるため、空の移動がより日常的になるとされる。 

日本でも都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものと期待されている。 

空飛ぶクルマのSkyDriveが15億円調達を完了!2019年度内に有人飛行試験開始へ 3番目の画像
空飛ぶクルマのSkyDriveが15億円調達を完了!2019年度内に有人飛行試験開始へ 4番目の画像

空飛ぶクルマが空を飛び回る未来も近い空飛ぶクルマは、2040年にはグローバルで150兆円の市場規模に達すると予測されている次世代産業の1つ。 

日本においても、2023年の事業開始、2030年の本格普及に向けたロードマップが制定されている。 

SkyDriveは、空飛ぶクルマの日本のトップランナーとして、2019年度中の有人飛行試験を開始するべく、部材・人材等の開発費用に今回の調達資金を充当する。

無人試作機での屋内飛行試験SkyDriveの事業概要と開発スケジュール 

株式会社SkyDriveは、2018年12月より空飛ぶクルマの屋外飛行試験を開始している。

また、愛知県豊田市と連携し、2019年6月に豊田市に大型飛行試験場をオープン。 

2019年度内の有人飛行試験の開始、2020年夏のデモフライト、2023年の発売開始に向けて、開発を進めている。 

株式会社SkyDrive


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード