消防業界の効率化・透明化・公平化を目指して消防点検に特化したサービス「スマテン」を展開する株式会社スマテンは、鍵に関する新興企業・株式会社ビットキーと業務提携を締結した。
入居者や管理者の不在時に安全な鍵の受け渡しを
両社の提携により実現するのは、消防設備点検のコスト最適化とサポートだ。
スマテンが提供している「スマテン」とビットキーが提供している「bitlock LITE」を活用すると、入居者や管理者が不在でも安全かつスムーズに鍵の受け渡しを行えるという。
今後、円滑な鍵の受け渡しにより消防点検を効率化するサービスの実証実験を行う予定だ。
消防点検時の課題が提携の背景
スマテン社によると、日本では消防点検の実施報告が法令で定められているにも関わらず、報告実績は49.2%と低い(2018年総務省消防庁調べ)。
また、入居者や管理者が不在時には未点検箇所が発生してしまうことも課題であった。
そこで、ビットキーが持つ独自の鍵の技術を活用し、スマテン利用者である消防点検者に安全な鍵の受け渡しができれば、管理者不在時でも点検が可能となる。
両社の提携が、消防点検の実施率の向上と管理者不在時点検のサポートという2つの課題解決につながりそうだ。
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