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【サッカーJ1初】セレッソ大阪、こまがわ商店街とコラボし、地域全体で取り組むMaaSの実証実験を9月28に実施

鈴木京

2019/09/20(最終更新日:2019/09/20)


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駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa株式会社は、DiDi、Luup、ハローサイクリングなど移動に関するサービスを提供する各社と連携し、「こまがわ商店街」と株式会社セレッソ大阪と共に、「こまがわ商店街」と「ヤンマースタジアム長居」をつなぐMaaSの実証実験を2019年9月28日(土)開催の大阪ダービーにて実施する。

MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス) とは、ICT を活用して交通をクラウド化し、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を活用した移動の概念のこと。

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ちなみにMaaSの実証実験は、J1サッカーチームとしては初の取り組みだという。

駐車場予約アプリ「akippa」らと、「セレッソ大阪」が共同で実証実験

今回の実証実験の主催者であるakippa株式会社が運営する、駐車場予約アプリ「akippa」とは、契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫・空き地・商業施設・オフィスビルなど空いているスペースに、15分単位でネット予約をして駐車できるサービス。

2019年9月現在、予約駐車場サービス・駐車場シェアサービスで業界1位となる駐車場拠点数累計3万拠点を確保しており、会員数は150万人を突破している。

一方、J1サッカーチームのひとつである「セレッソ大阪」は、ホーム来場サポーターが2万人にも及ぶ、人気のサッカーチームだ。

また、「こまがわ商店街」も大阪を代表する商店街で、「セレッソ大阪」を盛り上げるパートナーとして、チームとともに多くの取り組みを実施している。

ホームタウンを盛り上げ、地域活性化の仕組みづくりを実現することを目的に、今回の実証実験が実施されることになった。

実証実験の概要

実証実験の内容はこうだ。

参加するチームサポーターは、「こまがわ商店街」付近の「akippa」駐車場に駐車(パーク)」し、「移動(ライド)に、「ハローサイクリング」のシェアサイクル、「Luup(ループ)」の電動キックボード、「DiDi(ディディ)」のタクシー配車アプリのいずれかの手段を移動手段として選択する。

「ハローサイクリング」は、多くの人にとって身近な自転車という乗り物のシェアリングサービス。

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「Luup」は、電動キックボードを活用した電動マイクロモビリティのシェアサービスだ。

一方、「DiDi」はタクシーをスマホで手軽に呼べる配車アプリ。

参加者は、このいずれかの移動手段を選択する。

ホームタウン全体を使った体験の実現を目指す

商店街では「限定メニュー」などのサービスが、スタジアムでは選手のピッチでの練習を見学できる「体験メニュー」が参加者に提供される。

これにより、スタジアムでのサッカーの試合観戦に留まらない、ホームタウン全体を使った体験を実現していくのが狙い。

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実証実験の検証項目として、「MaaSサービスの利用価値や体験レビュー」「体験メニューの満足度」を想定しており、後日レポートする予定だという。

【実証実験  概要】

▼日程:2019年9月28日(土)
▼場所:駒川商店街  (大阪府大阪市東住吉区駒川)
ヤンマースタジアム長居  (大阪府大阪市東住吉区長居公園)
▼実施内容:大阪ダービー観戦目的としたセレッソ大阪ファン向けMaaSの実証実験
▼目標:実証実験参加者50名、実証実験参加者へのアンケートおよびインタビュー
▼募集開始:2019年9月19日(木)
実証実験への参加申し込みはこちら(※記載事項をよく読むこと)

サッカーファンを地域の活性化に取り込むユニークな試み。ファンにとっても、豊かで楽しい体験の一日が実現することだろう。

akippa
akippa株式会社


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