ビジネスや教育現場でのプレゼンテーションスキルの向上および普及を目的とした一般社団法人プレゼンテーション協会(以下PA)に、ソフトバンク、ベネッセコーポレーションなど21社の企業が加わった。
2019年11月より本格的活動を開始し、今年度中に100社の加盟を目指す。
多岐にわたるPAの活動
先日PA協会が記者会見を行い、理事の前田氏がPAの活動について説明した。PAの活動は「1.分科会 2.プレゼンスキル検定 3.プレゼンテーション大学校」の主に3つがある。
分科会ではあらゆる場面を想定したプレゼンの勉強会やイベントを行い参加者同士が交流を深めながらプレゼンスキルを磨いていくものだ。
もちろんただ分科会に参加するだけではなく、きちんと力が身についたかどうかチェックが必要。PAではそのためにプレゼンスキル検定というオンラインで受検できる検定を設けている。
PAの活動は協会内にとどまらない。企業内でもプレゼンスキルを向上させるために、企業内講師を育成するカリキュラムをプレゼンテーション大学校にて提供しているのだ。
他にも会員向けに定期レポートを配信したり、最新トレンドなどの研究を行う「プレゼンテーション研究所」を設立したりと企業の成長をサポートしている。
9割は苦手⁈プレゼン力を高めるために必要なこと
前田氏曰く、日本でプレゼンテーションが苦手だという人は9割にものぼるという。
これは体系的にプレゼンテーションを教育できる環境が整っていないことが原因だ。学校教育において”伝える”ことの重要性をもっと発信していくことで日本全体のプレゼン力を強化することができるのではという見解が上がった。
今後PA協会では多くの人がプレゼン能力を武器に未来をつかみ取れるような世の中にしていくため、加盟社数を増やしていくそうだ。今後の活動にも注目していきたい。
一般社団法人プレゼンテーション協会
一般社団法人 プレゼンテーション協会は、ご自身が伝えたいことを相手に伝わるスキルを習得していただくことで、より良き世の中にすべくプレゼンテーションのスキルの普及・啓発を行います。
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