株式会社ガイアックスおよび株式会社ニューロスペースは、東京・永田町の地下に期間限定で都内最大級のパワーナップ(仮眠)ルームをオープンした。
スリープテックを手掛けるニューロスペース社が監修
パワーナップとは「戦略的仮眠(昼寝)」のことで、心理学者James Maas氏が著書「Power Sleep」にて昼寝や短時間の睡眠を意味する「nap」と「power-up」を組み合わせた造語である。
日中の15分から30分程度の短い仮眠が体と脳を休ませ、その後のパフォーマンスを向上させる睡眠法であると提唱している。
このように、仮眠の活用は業務効率を改善することが研究などによってあきらかにされている中でも、いまだに「仮眠=サボり」と捉えてしまっている人がいる。また、「フリーランスで働いている」といった理由から仮眠スペースを見つけにくいといった“仮眠難民”も存在する。
そこでガイアックスとニューロスペースは、パワーナップの効果を実感してもらい、パワーナップ習慣の一般化を目指すために、パワーナップルームをオープン。
スリープテックを手掛けるニューロスペース社が監修し、だれもが快適な仮眠が楽しめる空間を創り上げた。
最上の眠りのためにこだわりぬいた仮眠スぺースがドリンク1杯で利用可能
期間限定とのことだが、開催日時は9月3日(火)、11日(水)、13日(金)、25日(水)、27日(金)の午後12時から14時45分(14時15分最終受付)まで。
利用方法は、パワーナップルームが設置された永田町にあるコミュニティビル「Nagatacho GRiD」1Fの家庭料理カフェ「tiny peace kitchen」にて、コーヒーor紅茶を購入し、地下1階のパワーナップルームで受け付けする。
ゆったり仮眠ができるように地下イベントスペースを丸々使用し、座席を離して配置された都内最大級規模のスペースを持つパワーナップルームで、同時に8名の仮眠が可能。
参加費でもあるコーヒー&紅茶のワンドリンクオーダーは、仮眠前のカフェイン摂取のため。30分後に覚醒作用が出てくるため、仮眠から快適に目覚めることができるという。
さらに、スムーズな目覚めのために暗闇を避け、暗めの暖色系照明を採用。そして睡眠に入りやすく、快適に感じられる環境と同等の温度と湿度に調整している。温度は25〜28度内、湿度は50〜60%だ。
そしてリラックス効果が期待できる自然の音を活かしたヒーリングミュージックを流し、胃腸の消化活動を手助けし、リフレッシュ効果があるグレープフルーツの香りを漂わせている。
このほか、アイマスクとブランケットの無料貸し出しや、別途有料になるが足湯やハンドマッサージの提供がある日も。
良い寝場所が見つからない“仮眠難民”は、最上の眠りを体験するため、午後からの予定を永田町で設定しょう。
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