HOMEビジネス 国内初、RPAツール「BizRobo!」を医療従事者向けロボットとして、東京歯科大学市川総合病院で運用開始 RPAでルーチンワークからの解放を!

国内初、RPAツール「BizRobo!」を医療従事者向けロボットとして、東京歯科大学市川総合病院で運用開始 RPAでルーチンワークからの解放を!

U-NOTE編集部

2019/09/06(最終更新日:2019/09/06)


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RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社は、東京歯科大学市川総合病院の院内にて、2019年7月より、RPAテクノロジーズが提供するRPAツール「BizRobo!」の本格導入を開始する。

直接、医療従事者を支援するRPAロボット「BizRobo!」の運用は、国内初の取り組みとなるという。

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定型作業を自動化するRPA、市川総合病院で試験運用後、本格導入へ

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーションとは、定型作業や単純な間接業務といったしたデスクワークを、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化するテクノロジーのことだ。

2018年6月より、市川総合病院では院内におけるRPA導入検討を開始。トライアル運用として、電子カルテシステム、医事会計システム、及び画像診断システム等15種類にも及ぶ診療ネットワーク上のシステムとBizRobo!との疎通確認を行ったところ、同院の主要な診療支援システムと「BizRobo!」との相性の良さが確認された。これを受けて、2019年7月よりRPAの本格導入を決定した。

実施例

医療安全支援等を目指した医療従事者向けロボットの構築

◆CTとMRI画像診断における医師の未読患者リストを抽出し、レポートを印刷するロボット。今後、放射線以外のレポート未読についても着手する予定。

◆血液検査の結果、eGFR値が基準値以下で翌日以降の検査予定の患者リストを抽出するロボット(eGFR値が基準値以下の場合はCTとMRI検査時の造影剤投与が禁止されているため)。2019年10月より試験運用開始予定。

RPAテクノロジーズでは、医療関係の事務職員向けのRPAロボットに加え、医師や看護師等の医療従事者を直接支援していくロボットの開発も進めていく意向だという。

医療業界以外でも広く活用されているRPA

もちろん、この「RPA」の技術活用は、医療業界だけに留まるものではない。同社では、全画面表示される直感的なインターフェースなど、使いやすさが特徴のRPA製品「BizRobo! Basic」や、RPAで文書に係る作業をワンストップで実行できる「BizRobo! Document!」などを運営。これまでに、日本生命保険相互会社、住友林業情報システム株式会社、経済産業省など、多くの企業や団体において導入実績がある。

時間がかかる定型作業、言ってみれば不毛なルーチンワークから解放されることで、その空いた時間をより創造性の高い仕事に振り分けることができるようになれば、企業の業績にも変化が出てくるはず。賢く、このようなシステムを導入していきたいものだ。


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