伊藤手帳株式会社は、これまで法人専用商品として製造・販売してきた「ビジネスダイアリー」を一般ユーザーに向けて販売すると決定。自社ブランド「ユメキロック」の新ラインナップとして7種類5サイズを、10月18日より正式販売する予定だ。
一般ユーザーより問い合わせが急増
「ビジネスダイアリー」は、同社が1980年よりが法人専用商品として製造・販売を行ってきた。手帳のパーソナライズ化が進むにつれ、一般ユーザーより「個人で使いたいが販売して欲しい」「どこで買えるのか」といった問い合わせが年々増加してきたという。
今回販売されるラインナップは、使用する目的やワークライフバランスなどあらゆるシーンが考えられた7タイプ、5サイズの構成。朝から夜まで1日の予定を一目で確認できる「バーチカルダイアリー(ポケットサイズ)」や、仕事の進捗状況を管理しやすいガントチャートを配置した「マスター&チャート(B6ポケットサイズ)」など、ビジネスに特化した内容となっている。
手帳と同時に専用のカバーも発売。ブラックとシャンパンゴールドの2色で、ビジネスシーンに馴染むシンプルなデザインとなっている。
手帳で “時間の使い方”の啓蒙
同社は1954年の創業以来、企業向けの手帳を自社で一貫製造する企業。10年前に個人向け自社オリジナルブランド ユメキロックを創設した。
その中で「セパレートダイアリー」(手帳)、「アフリカンスマイル」(手帳・カレンダー)を開発し、累計約70,000冊を販売してきた。
スケジュール管理のデジタル化が進む昨今だが、同社は「それによって逆に“自分の大切な時間”を奪われないようにする“時間の割り振り方”能力が求められる時代になっている」と指摘。
その上で「手帳を自分で時間をマネジメントするツールとして提供するとともに“時間の使い方”の啓蒙を行うこと」をミッションに掲げ、今後も手帳をつくり続けていくという。
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