HOMEビジネス 富山県南砺市らとカヤックLivingが連携協定締結、移住スカウトサービス「SMOUT」を通じて「地域の困りごと」に取り組む人材をマッチング

富山県南砺市らとカヤックLivingが連携協定締結、移住スカウトサービス「SMOUT」を通じて「地域の困りごと」に取り組む人材をマッチング

U-NOTE編集部

2019/08/29(最終更新日:2019/08/29)


このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社カヤックLivingは、富山県南砺市と南砺市地域づくり協議会連合会との3者による連携協定を2019年8月27日に締結した。

「地域の困りごと解決移住促進事業」において連携すると同時に、カヤックLivingが展開する移住スカウトサービス「SMOUT」を活用していく意向だ。

富山県南砺市らとカヤックLivingが連携協定締結、移住スカウトサービス「SMOUT」を通じて「地域の困りごと」に取り組む人材をマッチング 1番目の画像

移住スカウトサービス「SMOUT」とは

カヤックLivingが運営する移住スカウトサービス「SMOUT」は、2018年6月にスタート。移住促進などに積極的に取り組む地域が参加し、「その地域が求める人」を募集したり、地域の活動をプロジェクトとして掲載し、相性の良さそうな人材をスカウトをすることができる。

富山県南砺市らとカヤックLivingが連携協定締結、移住スカウトサービス「SMOUT」を通じて「地域の困りごと」に取り組む人材をマッチング 2番目の画像

一方、地域に関わりたい人、地域の仕事を探している人は、SMOUTにプロフィールを登録をしておくと、マッチする情報やスカウトが届く。2019年8月19日現在、日本国内の192市区町村、海外5都市が参加しており、募集プロジェクトの数は500を超えている。 

南砺市特有の「地域の困りごと」に一緒に取り組む人を募る

今回の提携の目標は、「SMOUT」を通じて、南砺市特有の「地域の困りごと」に一緒に取り組む「関係人口」を創出すること。これまで、南砺市は「フリーランス」や「副業を希望する都市部の正社員」など専門性をもつ人をターゲットに、移住・定住を目的とした事業を展開してきた。

その一方で、祭りなどの地域行事、稲刈りなどの季節の農作業といった「地域の困りごと」を手伝ってくれるような、よりアナログな部分での人材不足があった。そのような問題を解決するため、「地域の困りごと」に協力してくれる人を募集し、市外から新たな人材を呼び込み、関係人口を創出したいと考えている。

長期的には、継続的に南砺市の課題解決に関わる中で、人材の二拠点生活、南砺市への移住といったかたちを経て、地域活性化へと繋げることを目指していく。

具体的な今後の事業予定としては、「地域課題解決に向けた関係人口セミナーの開催」、「地域課題・ニーズ発掘の地域コーディネーター」、「南砺市に興味のある関係人口とのオンラインワークショップ」、「WEBメディアSMOUT『移住研究所』による南砺市の取り組み記事プロモーション」などが企画されている。

人材不足に悩む地方と、地方に関わりたい人材の橋渡しをする「SMOUT」の取り組み。「地域の困りごと」は、その地域のリアルに密着するチャンスでもある。興味がある人は、まずは「SMOUT」に登録してみては。


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード