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「自分×1500人の村」からの起業をめざせ!村ぐるみで事業の自立を支援する、起業支援プログラムのエントリー募集を開始

U-NOTE編集部

2019/08/23(最終更新日:2019/08/23)


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岡山県西粟倉村は、村を拠点に起業および社内起業を目指す方の事業の自立を最大3年間かけて村として支援する、起業支援プログラム「西粟倉ローカルベンチャースクール2020」のエントリー募集を開始した。

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面積の95%が山林の村が主催する移住起業支援事業

岡山県の最北東端に位置する岡山県西粟倉村(にしあわくらそん)は、兵庫県や鳥取県の県境に接している面積の約95%が山林の村だ。2019年7月1日現在で人口が1,456人、612世帯が暮らしている。

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「平成の大合併」において自立の道を選択し、2008年に「百年の森林(もり)構想」を掲げ、伐採から加工、流通までを行う林業の六次産業化や、移住起業支援事業である「ローカルベンチャースクール」などに取り組んできた。  

雇用を創出する移住政策の成果として子どもの人数が増加しており、他の自治体からも林業による地方創生の先駆的事例として注目されている。 

今回募集を開始した「西粟倉ローカルベンチャースクール2020」の主催は西粟倉村だが、企画運営は村に本社を置くエーゼロ株式会社となる。 

本プログラムの発足は2015年、村内外を問わず、西粟倉村を拠点として自身の想いを「事業」にしたい個人を対象として継続してきたものだという。

最大3年間におよぶ月額20万円の事業委託費+活動費も用意

今年度の「西粟倉ローカルベンチャースクール2020」では、自身の事業と村との重なりを見出す機会として、9月7日、8日(土日: 8月31日申し込み締切)と10月5日、6日(土日:9月30日申し込み締切)の2回にわたって現地フィールドワークを用意。ここに参加することをエントリー要件としている。 

特長としては、事業づくりと実践を支える多彩なビジネスプログラムと、多くの起業家を支援してきた専門家と村役場、スタッフからのサポートがあるほか、互いの事業の精度を高め合える同期の仲間たちとのつながりと、活動の拠点となるオフィスルームも提供してもらえる。 

さらに都市部からの移住が伴う場合は、最大3年間、月額20万円の事業委託費+活動費まで村からサポート(地域おこし協力隊制度を活用、地域要件あり)してもらえるという充実ぶりだ。

エントリーが求められているのは、自身で起業した事業の自立を目指す、または村内企業と連携して新規事業の立ち上げ・自立を目指す人。

もちろんエントリー時点で実現したい「事業の種」がある者に限る。3年間は事業の立ち上げ・自立を目指し、自ら実践を重ね続ける覚悟があり、2020年4月から村内に移住できる人が対象だ。 

そのためにフィールドワーク(原則9月7〜8日または10月5〜6日)への参加を通じて、自身の事業と村の重なりを見つける必要がある。 

しかし、裸一貫のゼロから起業を目指す者にとって、これほど恵まれた条件はない。事業企画とやる気だけは誰にも負けないという人は、とにかく9月と10月に開催されるフィールドワークに参加してほしい。  


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