年間2000万人が訪れる企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」を運営している株式会社グローバルウェイが、「男性社員が働きやすい都道府県ランキング」を発表した。
男性が働きやすい都道府県を調査
働き方改革で大手企業を中心に少しずつ残業を減らしたり、男性でも育休をとる人が出てきたが、依然として働き方を柔軟に選ぶことができていない。
そこでグローバルウェイでは、キャリコネを利用しているユーザーに「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目を調査し、平均点(総合評価)を都道府県別に抽出して男性が「働きやすい」と感じるのはどの県なのかを調査した。
大手企業ほど働き方改革が進んでる?
ランキングを見ていこう。
1位は総合評価3.54ポイントを獲得した愛知県だ。日本の中央に位置しているため交通が発展、トヨタ自動車やその関連企業をはじめとした製造業の優良企業がひしめき合っている。
JR東海で勤務している男性からは「幼いころからあこがれていた職業で、やりがいがある」という声が上がった。
2位は「商人の町」大阪府が3.23ポイントで続く。卸売業・小売業と製造業がメインで梅田を中心とする「キタ」は大手企業のオフィスが集まるビジネス街となっている。
サントリーホールディングに勤める男性からは「働き方改革でかなり残業が減り、休日出勤や深夜残業もほぼなくなった」という声が上がった。
一方最も評価が低かったのが岩手県で1.98ポイント。ワースト2ワースト3には2.14ポイントの島根県と2.35の奈良県が続く。
全国的な知名度を持つ企業が少ない地域の評価が低くなる傾向がみられたことから、やはり業績が順調な大手企業ほど働き方改革が進んでいる傾向があるようだ。
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