株式会社MESONがARコミュニティイベント「ARISE(アライズ)」を創設した。共催はエンハンスと、株式会社サイバーエージェントでXR開発に取り組む開発者集団「XR Guild」の2社が参画する。
日本から世界にARの情報を発信できるARコミュニティイベント「ARISE」
ARISEは「日本発のグローバルARコミュニティを創る」こと、そして「業界業種を超えて、より多くの人々がAR技術で価値を創造する」ことを実現するためにMESONおよびエンハンスと「XR Guild」が参画して発足したARコミュニティイベントだ。
MESONによると、今後ますます多領域の人々とのコラボレーションや知見が必要になるAR業界において、現状ではグローバルな観点から見ても、まだそのような場は少ないのだという。
またMESONが様々なARプロダクトを手がけながら、海外を含めた多くのARに関する情報に触れ、海外のARカンファレンスにも参加する中で、「日本のARに関する知見は世界に劣っていない」ということを実感。
世界の情報を後追いするのではなく、日本から世界にARの情報を発信できる場を創れると考えたことから、ARコミュニティイベント「ARISE」が創設された。
MESONでは、AR業界の内外を問わず知見をシェアできる場所を創ることで、ARの普及、業界の盛り上がりをより促進できると考えている。
ARISE: Spatial Experience Summit #1
イベントでは、日本のAR業界を牽引するトップランナーたちによるトークセッション、デモコンテンツ/デバイスの体験を通して「ARで何ができるのか」を体感できるデモセッション、ARにすでに携わっている方とARに興味関心がある人たちをつなぎ、ARの輪を広げるネットワーキングセッションといった様々なセッション内容を予定している。
各セッションを通して「ARをどう生活に浸透させていくか」、「どのような市場が生まれるか」、「技術をどう活用していくべきか」といったことについて、ARに関わる業界の人が集い、話し、共有する場になるという。
第1回のARISEは2019年8月3日(土)の11時から、Abema Towersにて開催。
「2019年のARを振り返り、これからのARの未来を考える」をテーマに、日本のAR業界を牽引するゲストを招いて様々な角度から議論するとのこと。
MoguraVRファウンダー久保田瞬氏による2019年のARニュースの振り返りセッションや、日本のAR業界を牽引するARスタートアップのファウンダーやエンジニアを招いたパネルディスカッション、注目の中国ハードウェアスタートアップ「nreal」による開発者向けセッション、デジタル技術を応用した建築を手がける豊田啓介氏とエンハンス代表の水口哲也氏による対談セッションなどを予定している。
ARに関る人はぜひ申し込んでみてほしい。
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