株式会社ノースサンドは、2021年度入社の新卒社員に向けて、『奨学金返済補助制度』を開始する。
貸与型の奨学金を借りている就活生に朗報
コンサルティング事業を展開する株式会社ノースサンドが、2021年度入社の新卒社員に向けて、開始するのは、『奨学金返済補助制度』だ。
日本学生支援機構が公開した「平成28年度学生生活調査」によると、学生の約50%が奨学金を受給しており、その奨学金の多くは卒業後に返済が必要となる貸与型だという。
つまり、奨学金返済の不安を抱えたまま社会人生活をスタートさせる新社会人がたくさんいるということだ。
そこでノースサンドでは、2021年度入社の新卒社員より『奨学金返済補助制度』を導入。奨学金返還における金銭的な負担や不安を軽減し、安心して社会人としての第一歩を踏み出せるように会社として支援していく。
支援期間は社会人一年生の丸一年間、月々の返済額を全額負担
対象者は2021年度入社の新卒社員とし、選考の中で対象者を決定。支援対象となる奨学金は、日本学生支援機構奨学金だ。支援期間は「入社より1年間」と設定し、毎月返済額の全額(上限2万円)を支援していく。
支援期間を一年間とした理由は、入社から1年間は奨学金返済という経済的不安から離れて仕事に向き合い、2年目を迎える頃にはコンサルティングのプロとして、自身が稼いだお金で奨学金の返済が可能となること。つまり、仕事人としての成長を求めるためだという。
また、ノースサンドではどれだけ自身が成長したか、チームの成長に寄与したか、クライアントに価値を提供できたかということを重視して評価を行なっているため、結果に応じて2年目での昇進の可能性も十分にある。
ノースサンドは、日本ではまだめずらしい企業による『奨学金補助制度』にベンチャー企業が率先して取り組むことで、社会のスタンダードをデザインする一歩となることを目指すと語っている。
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