企業の産業保健を支援する「産業医サポートサービス」を提供する株式会社エムステージは、人事労務担当者向けセミナー「職場のメンタルヘルス対応と産業保健〜休職・復職対応の実際〜」を9月10日(火)に福岡で開催する。福岡での開催は今回が初となる。
メンタルヘルス対策に取り組む企業、6割に満たず
平成29年度の厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上の休職者の割合は0.4%、退職者の割合は0.3%。
昨今の労働人口不足の状況を見れば少ない数とはいえないものの、これらの対策に取り組む企業は58.4%と6割に到達していない。
一方、2019年4月から順次施行されている働き方改革関連法の重要な要素のひとつとして「産業医・産業保健の機能強化を定める改正労働安全衛生法」があるが、こちらも具体策を理解している企業が多いとはいえないのが現状だ。
セミナーのポイント
今回の無料セミナーでは、メンタルヘルス対策と休職・復職者への具体的対応方法、法改正に対応した産業医・産業保健体制づくりを学べるものとなっている。
ポイントは以下の3つ。
1.職場のメンタルヘルス対策が必要な理由:
メンタルヘルスを巡る労働問題など最新の行政の取り組みを深掘りし、「職場のメンタルヘルス対策」がなぜ必要なのかを解説
2.休職・復職者にはどう対応するべきか:
メンタルヘルスの休職・復職対応の成功事例・失敗事例を知ることで、自社での適切な対応をするためのノウハウを伝授
3.法改正で産業医・産業保健体制の何が変わったのか:
2019年4月に改正された労働安全衛生法の変更点と、法改正に対応した産業医・産業保健体制づくりの方法をレクチャー
講師は特定社会保険労務士・シニア産業カウンセラーであり、企業のメンタルヘルス対策に高い知見を持つ専門家、舘野聡子(たてのさとこ)氏。参加者全員には『休職復職対応 就業規則のチェックリスト』を無料でプレゼントするそうだ。
セミナー詳細・申し込み:
https://sangyoui-navi.jp/1231866
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう