ストレスチェックと職場環境改善を支援するここむ株式会社は、職場におけるハラスメント発生の可能性を定期的にモニタリングし、企業の人事労務部門やコンプライアンス部門に報告を行う、ハラスメントリスクモニタリングサービス「COCOMU Watch」を開始する。
パワハラ対策は「義務」になる⁈
今年5月末に「職場におけるパワーハラスメント(パワハラ)」防止を義務付ける関連法(通称「パワハラ防止法」)が成立し、2020年から大企業に、2022年からは中小企業にパワハラを防ぐ措置をとることが義務付けられた。
一方義務化されて4年目を迎える改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度に加え、新たに注目されているのが新職業性ストレス簡易調査票だ。
これは厚生労働省の指針で推奨された57問で構成される「職業性ストレス簡易調査票」に組織改善の側面から職場の資源や従業員による仕事へのポジティブな関わりも測定するための項目が追加されている。企業側にとってもパワハラは職場環境を大きく毀損する大きな経営リスクとして認識されるようになり、ストレスチェックを職場環境改善につなげていこうという動きが広まっている。
ハラスメントリスクを定期的にモニター「COCOMU Watch」
COCOMUでは以前からストレスチェック・職場環境改善支援の専門機関として新職業性ストレス簡易調査票を用いたストレスチェック支援サービスを展開しているが、今回リリースする「COCOMU Watch」は「職場のハラスメント」に着目したサービスだ。
具体的には新職業性ストレス簡易調査票を使用した法定の年1回のストレスチェックに加えて無記名式のストレスチェックを四半期、または半年に1度実施し人事労務部門にフィードバックを行う。
モニタリングの結果に応じて精神保健福祉士や産業カウンセラーといった専門職による支援も受けることができるので、パワハラ発生状況のモニタリングから問題への対応までがオールインワンでできるようになる。
パワハラのない安全な職場環境のために知っておきたいサービスだ。
ここむ株式会社
https://www.cocomu.co.jp/
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