株式会社ABEJAは、6月18日より、AIのビジネス実装支援とAI活用の旗振り役となる人材育成を目的とした「ABEJA Digital Transformation Workshop(以下、DX Workshop)」を提供する。
AI活用で取り残される日本
1956年に初めて「人工知能(Artificial Intelligence)」という用語が使われてから、早60年。機械学習の進展とディープラーニングの登場によって、人工知能の実用化が進み、いまは「第3次AIブーム」に突入している。
AIによって付加価値をつけられたサービスが続々と登場し、さながらプチバブルの様相すら呈しているが、表面上の盛り上がりに反して日本のAI活用の遅れは深刻なものらしい。
AIのビジネス導入状況の米中比較調査によれば、米国でAI導入済み企業が全体の13.3%対して、日本のAI導入済み企業はたったの1.8%。原因は、国内におけるAI人材の不足だという。
AIを各企業のビジネスに活用するためには、データサイエンティストや機械学習エンジニアはもちろんのこと、AIの基本原理を理解した上で、自社ビジネスに活用できる人材が必要不可欠なのだ。
AIのビジネス実装とAI活用を推進する人材育成をサポート
そこで、創業初期よりAIの社会実装事業に取組み、小売流通、製造、物流、インフラ、金融、広告などあらゆる業界における150社以上の企業に対して、AIのビジネス実装を支援してきたABEJAは、AIのビジネス実装とAI活用を推進する人材育成をサポートする「DX Workshop」を開始。
「新規事業開発編」、「既存事業へのAI活用編」、「準備編」といった3つのコースを用意し、これまでの多くの成功・失敗事例から得たノウハウを、主に企業のAI活用を推進する事業開発部門、AI活用推進部門を対象に広く提供していくことで、日本の国際競争力の向上に貢献していくという。
また、今回のワークショップ開講を記念して、7月25日(木)に、参加費無料のABEJA×キカガク共催セミナー「AI人財、社内育成の秘訣とは」を開催予定だ。自社のAI導入に悩む担当者は、まずセミナーに足を運んでみてはいかがだろうか。
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