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ビジネスパーソンとベンチャー企業をつなぐ副業人材マッチングサービス「lotsful」スタート

U-NOTE編集部

2019/06/21(最終更新日:2019/06/21)


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ビジネスパーソンとベンチャー企業をつなぐ副業人材マッチングサービス「lotsful」スタート 1番目の画像

総合人材サービスのパーソルグループのパーソルイノベーション株式会社は、副業人材マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」を提供開始した。    

個人と企業が共に成長できる副業サイクルを目指す

年々ニーズが増えつつある副業。人手不足が叫ばれる中、募集職種の主流は「事務や運送等の簡易的な業務」が多いといい、個人のスキルアップにつながりにくいのが現状だ。また企業側からは「労務管理が煩雑になった」といった声もあり、副業の実施や継続の障壁を上げている。 

lotsfulは副業に関する課題をすべく、マッチングから労務管理まで一気通貫で実施。キャリアカウンセリングの経験が豊富なタレントプランナーによるスキルアセスメントを実施し、個人と企業が共に成長できる副業サイクルを目指す。 

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β版を利用した個人からは「キャリアアップに繋がる仕事にようやく出会え、自分のスキルを見つめなおせた」という声があがったという。一方、企業側には転職市場には出てこないスキル・ノウハウを保有するビジネス優秀層を獲得できるメリットがある。

β版に参加した企業からは「ベンチャーに足りないノウハウを持つ大手企業の優秀層と、効率的につながれる」といった感想が寄せられた。また業務切り出しから、副業スタート時の煩雑な契約周りに渡ってサポートを受けられる点も好評だったようだ。

「今後副業したい人は41.0%」という調査結果も

パーソルグループのシンクタンクであるパーソル総合研究所の副業実態調査によると、「正社員で現在副業している人は10.9%。現在、副業を行っていないが、今後副業したい人は41.0%」という結果がでた。

また「企業が副業許可を始めた時期は3年以内が52%。そのうち1年以内が22.8%」とあるように、個人・企業ともに、急速に副業への関心が高まっているようだ。 

厚生労働省が定めている副業促進の方向性では、「自身の能力を一企業にとらわれずに幅広く発揮したい、スキルアップを図りたいなどの希望を持つ労働者がいることから、こうした労働者については、長時間労働、企業への労務提供上の支障や企業秘密の漏洩等を招かないよう留意しつつ、雇用されない働き方も含め、その希望に応じて幅広く副業・兼業を行える環境を整備することが重要」とあるように、より一層、個人・企業がwin-winとなる副業サイクルが求められそうだ。 

lotsful
https://lotsful.jp/


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