HOMEビジネス 「医療の常識をアップデートしよう。」医療・介護現場のワークフローを改善するプロダクトを開発する現役慶大生スタートアップ『METRICA』が総額8000万円の資金調達を実施

「医療の常識をアップデートしよう。」医療・介護現場のワークフローを改善するプロダクトを開発する現役慶大生スタートアップ『METRICA』が総額8000万円の資金調達を実施

U-NOTE編集部

2019/05/22(最終更新日:2019/05/22)


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「医療の常識をアップデートしよう。」医療・介護現場のワークフローを改善するプロダクトを開発する現役慶大生スタートアップ『METRICA』が総額8000万円の資金調達を実施 1番目の画像

METRICA株式会社が、インキュベイトファンド、ライフタイムベンチャーズおよびエンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資等によって、総額8000万円の資金調達を完了。

今回の資金調達は開発チームを強化するための人材募集にあてる。

医療・介護現場のワークフローを改善するプロダクトを開発

AI技術・Edge-Computing技術などの最先端IT技術を用いて、医療・介護従事者の業務を効率化し、負担を減らすためのプロダクト開発を行うMETRICA株式会社は、インキュベイトファンド、ライフタイムベンチャーズおよびエンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資等により、総額8000万円の資金調達を完了した。 

METRICAは、慶應義塾大学に通う現役学生である西村宇貴氏らが立ち上げた医療系スタートアップ。

日本では、少子高齢化により医療に対する需要が高まっているにも関わらず、国内の約40%の病院が赤字経営であり、医師や看護師、介護士の労働時間は一般企業に比べて極めて長時間にならざるを得ない。人件費がかさみ、従事者の健康を害する環境だ。 

METRICAは、AIを駆使して医療・介護現場のワークフローを改善するプロダクトを開発することにより、この悪循環を解決する。また今回調達した資金を人材募集に費やし、さらなるチームの強化を目指す。

現在進行中のプロジェクト

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1.外国人介護スタッフ向け電子介護記録
日本の介護現場で働く外国人スタッフと日本人スタッフの間の情報共有をサポートする機能を備えた電子介護記録。外国人介護スタッフが働きやすい環境を構築する。  

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2.AI見守りカメラ
介護施設入居者をAIが見守り、有事には介護士に通知を飛ばすシステム。介護士の精神的負担の多くを占める「見守る」という役割・業務をAIにより代替。同時に、入居者の身体機能を評価し、適切な介入・ケアを促すことで転倒予防や認知症の進行遅延を目指す。Edge-Computing技術を利用し、入居者のプライバシーに配慮した安価な見守りシステムを構築している。 

3.在宅透析治療管理AI
在宅で行う透析治療(=腹膜透析)の在宅管理をサポートするAIシステム。医師による管理の頻度が落ちる在宅治療でも、AI技術を用いて在宅透析治療を管理することにより、医師の負担を上げることなく安全な治療を実現し、透析治療の在宅化を促していく。 

METRICA株式会社 (メトリカ株式会社)
https://metrica.me/


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