傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(東京都渋谷区)は、渋谷の観光案内所「WANDER COMPASS SHIBUYA」にアイカサを試験的に設置する。
これにより外国人観光客が急な天候の変化に翻弄されることなく観光を楽しめそうだ。
安心して観光が楽しめる渋谷に
街遊び中に困るのが突然の雨。傘を持つのはかさばるし、その都度ビニール傘を購入するのも面倒かつ不経済。
また雨が上がれば傘は不要となり、特に観光で来訪している場合はそのまま放置する人も多く、環境への配慮からもその対応が課題となっていた。
そこで生まれたのが「アイカサ」だ。このサービスを通じ、必要なタイミングで傘を借りることができ、ビニール傘を無駄に購入する必要はなくなる。
傘のシェアリングサービス「アイカサ」とは
「アイカサ」は、2018年12月にサービス開始。日本では初となる傘のシェアリングサービスで、利用料は1日70円。雨が上がった際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができる。
同社は「傘がないことによって移動ができないことや濡れて不快になることを無くし“雨の日のモビリティーサービス”としてのインフラを構築し、完全に傘をシェアする持続可能な社会を作ることをミッションにしている」とコメントしている。
LINEでもQRコードを読み込むだけで簡単に傘を借りることが可能。シェアスポットの場所と本数をチェックして利用できる。
「WANDER COMPASS SHIBUYA」とは
「WANDER COMPASS SHIBUYA」は、外国人観光客向けの観光案内所で東横線・田園都市線渋谷駅の地下1階にある。
ここでは、渋谷駅構内や周辺の情報提供、手荷物一時預かりなどのサービスを提供。また、地域に馴染みのある日本人ガイドと外国人観光客を繋ぐガイドマッチングサービス「Huber.」と連携したサービスも展開している。
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