人工知能(AI)分野の急成長企業であるスケルター・ラボスが日本市場に参入し、ハイパー・パーソナライゼーションと対話型AI技術で企業各社と提携していく方針を発表した。
スケルター・ラボス(Skelter Labs)とは?
スケルター・ラボス(Skelter Labs)はグーグルの元エンジニアリング部門チーフディレクター、テッド・チョーと世界的レベルのAI専門チームによって2015年に設立された急成長企業だ。
対話、音声、画像、映像、そしてハイパーパーソナライゼーションと呼ぶ革新的なコア技術の開発に重点を置いている。
メンバーの大半がグーグル、サムスン電子、LG、KAIST AIラボなどのグローバル企業出身者で、韓国で最も早く成長しているスタートアップ企業の一つだ。
日本市場参入に向けて
5月8日から10日に東京で開催された「Japan IT Week【春】」に出展したのも日本市場に参入するための動きだ。イベントではAI技術と、幅広い業界での応用事例を詳しく紹介した。
特筆すべきはモバイル端末の様々なシグナルを使って、実世界のオフラインデータに基づくユーザーの細かい情報を把握することができるハイパー・パーソナライゼーション・エンジンと、ハイブリッドアプローチをベースにしたルールやディープラーニング(深層学習)を採用し、ルールベースのソリューションよりも開発者がより容易に、かつ効率的に会話エージェントを構築できる対話エンジンだ。
創業者兼最高経営責任者 (CEO)のテッド・チョーは「当社は世界市場につながる国として、日本への進出を大いに期待しています。AIで業界に変革をもたらすというスケルターラボスのミッションをともに果たしていける、強力なパートナーに日本で出会えることを心待ちにしています」とコメントしている。
AI技術の未来に欠かせない存在となっていくスケルター・ラボス。日本市場での展開にも注目だ。
スケルター・ラボス
https://www.skelterlabs.com
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