GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMOクラウド)は、2019年4月24日(水)より、株式会社Next Paradigm(ネクスト パラダイム)(代表取締役社長:大浴拓也 以下、ネクスト パラダイム)が提供する「オフィス書店」を東京本社オフィスに導入。
独自のAI分析技術を活用してタブレットによる「AI選書サービス」も実施していく。
オフィス向けセレクト本棚サービス「オフィス書店」とは
ネクスト パラダイムが提供する「オフィス書店」は、ビジネスに関する書籍が毎月届くオフィス向けセレクト本棚サービス。
最新情報やトレンドを押さえたビジネスに有用な書籍が、毎月15種類、各2冊ずつ、計30冊を展示用のラックと共に届けてくれる。本は毎月入れ替えるので、常に最新・必要な書籍のみが保たれるという画期的なサービスだ。展示は省スペースなので小さな会社でも設置可能であり、気に入った書籍はQRによる簡単決済で購入可能であることが嬉しい。
おすすめ本をタブレットで紹介する「AI選書サービス」
さらに、GMOクラウド独自のAI分析技術(特許出願中)によって来店客の属性や行動分析を行うサービス「Diversity Insight for Retail(ダイバーシティ インサイト フォー リテール)byGMO(以下、Diversity Insight for Retail)」を用い、「オフィス書店」の利用者行動を分析。
導入の翌日4月25日(木)より、測定用のカメラを本棚に設置し、その映像を活用する。この分析によって取得した利用者の属性や本の嗜好、本を選ぶ時間などの定量的なデータに基づき、5月中旬からはおすすめの本をタブレットで紹介する「AI選書サービス」を開始予定だ。
将来的には小売店での無人接客への活用も
知識と情報のアップデートに読書は欠かせないものだが、多忙なビジネスパーソンは選書にかける時間を取れないでいる人も多い。
GMOクラウドは、今読むべき本が自動で分かる上に、データの蓄積から利用を重ねるごとにマッチングの精度も上がっていく「オフィス書店」の設置によって、社員の働きやすさ向上とモチベーションアップを図っていく。
さらに同社の「Diversity Insight for Retail」とタッグを組んだこの取り組みは、小売店舗などでの無人接客への活用を見据えたものだと言う。将来的には、Amazon GO、Habitat、Sam’s Club Nowといった、世界で広がる多様な「レジレス店舗」における販促活動や収益アップを支援するツールになるのかもしれない。
オフィス書店
https://office-syoten.com
Texts by 佐藤優子
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