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目指すワークライフバランスに男女で差!女性は自分のペースを保てる働き方と休息、男性は自身の充実を重視する結果に

U-NOTE編集部

2019/04/20(最終更新日:2019/04/20)


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株式メディプラス研究所によるストレスオフを目指すプロジェクト オフラボでは「ココロの体力測定2018」調査でワークライフバランスに関する28項目を用意し、全国の男性(690人)女性(1167人)に複数回答で調査を実施した。

重視するワークライフバランスを「仕事」「プライベート」「お金」「人生」に分類し、女性が男性より重視している項目、あるいは男性が女性よりも重視している項目をその倍率で比較した。

仕事では、女性「仲間との連帯」「自分のペース」、男性は「自分の満足」「成果」を重視

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まず「仕事」では、「認め合える職場」(1.37倍)「楽しく働ける」(1.37倍)「連帯感のある職場」(1.27倍)といった仲間との連帯や職場環境、「体力に余裕のある働き方」(1.57倍)など自分のペースを保てる働き方を女性は重視。

一方、男性は「主体性を持てる」(1.40倍)「仕事で実績を上げる」(1.20倍)など、自分自身の満足や仕事の成果を重視している傾向にあった。 

プライベートでは、男性は「趣味」、女性は「休息・休養」や「家族の満足」 

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続いて「プライベート」を見ると、全体的に女性が多く選択している項目が目立つ。女性は「しっかり働き、しっかり休む」(1.35倍)「睡眠を充分にとれる」(1.23倍)と休息・休養意識が高く、また「職場環境に家族が満足する」(1.62倍)と家族への気遣いも。

男性は「趣味の時間をとれる」(1.14倍)と、女性と比較すると、プライベートでは休むことよりも趣味などに時間を使えることに満足を感じるようだ。

お金では、女性は「将来への備え」、男性は「高い収入を得られること」 

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生きる上で重要な「お金」では、女性は「プライベートを充実させるためのお金」(1.41倍)のほか、「将来を考えた資産形成」(1.30倍)と先々に備えられることを重視、男性は「高収入の仕事で贅沢な暮らし」(1.30倍)と、高収入を得るステイタスに重きを置いている傾向があった。



人生においては、女性は「ライフステージ変化への対応」、男性は「仕事の将来性」が課題

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最後に「人生」では、女性は「結婚にとらわれず働ける」(2.26倍)「子育てに時間をさける」(2.17倍)など、結婚や出産をしても働けて、なおかつ子育ての時間も楽しめる生き方を重視していることが分かる。

ワークライフバランスに男女で求めるものが違うことを理解することが大切なのかもしれない。

株式会社メディプラス
https://mediplus-lab.jp/


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