Indeed Japan株式会社は、求職者の仕事選びにとって重要度が高い項目の一つと考えられる「柔軟な働き方」に焦点をあて、同項目と関連性の高い6つのキーワード(「時短勤務」「フレックスタイム制」「在宅勤務」「テレワーク」「副業」)に関して、同社の日本法人ができた2013年から2019年までの6年間の検索数の推移から求職者の意識を調査した。
「柔軟な働き方」に関する検索は2013年からの6年間で約3倍に
6年間で「柔軟な働き方」に関する検索ワード(時短、フレックス、在宅、テレワーク、副業)の検索数は年々増加している。2013年1月と比較し、2019年1月では検索数は182.2%増加した。
「柔軟な働き方」に対する企業の取り組みや社会的な認知・関心の高まりに伴って、求職者が新たに仕事を探すうえでも、働きやすさを重視している傾向があるということがわかる。
6年間で最も検索数が増加した検索ワードは、「時短」で約10倍
2013年1月時点と比較して、検索数の増加が顕著だった検索ワードが「時短」で、940.6%増加(約10.4倍)していることが明らかとなった。
「時短勤務」の制度を導入する企業が増加していることも、求職者の検索増加と関連しているのかもしれない。
「柔軟な働き方」に関する検索ワード第1位は「在宅」、2位は「副業」
各キーワードの検索数を調査したところ、圧倒的に検索数が多かったのは「在宅」。次いで「副業」だった。
「在宅」は、柔軟な働き方や長時間労働の是正を目的として制度として導入する企業も多く、前回の同社調査※1でも「働き方改革」を実施している企業のうち52.3%が取り組んでいると回答している。
「副業」については、個人にとってキャリアアップや自己実現、収入増加につながるだけでなく、社会が「副業」について後押しする流れもあって、求職者は「副業」として働く新たな仕事やこれを推奨・許可する企業を検索している傾向があるいう。
※1: 2018年9月 Indeed Japan株式会社「オウンドメディアリクルーティングに関する企業の取り組み調査」調査概要は以下の通り
期間:2013年1月~2019年1月
調査方法:対象期間内にIndeedで検索された、各キーワードの検索数の推移を調査。年数経過に伴う検索者数の母数増加を考慮して集計。
調査対象キーワード:「柔軟な働き方」として、「時短勤務」「フレックスタイム制」「在宅勤務」「テレワーク」「副業」に関連するキーワードを調査。
Indeed Japan株式会社
https://jp.indeed.com/
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