一般社団法人 筑波フューチャーファンディングは、双方向プレゼンアプリ「Comment Screen」を提供開始した。
観客の反応をリアルタイムで反映
Comment Screenは、これまで「発表者→観客」という1方向だけだったプレゼンテーション形式を覆す双方向プレゼンアプリ。学生たちが“遊び”でつくったという経緯もあり、観客を楽しませる機能が備わっている。
同アプリを起動させている間、観客は専用画面から「いいね!」やコメントなどを書くことができ、発表者のプレゼンテーション画面の上下端に表示することが可能。
観客は飽きずに発表を聞ける上、分からない点などをリアルタイムで質問することもできる。発表者にとっても「聞いてもらえている」という実感が湧くメリットがあるという。
導入方法は発表者のパソコンに同アプリをインストールし、プレゼンテーションの前に起動。観客は発表者のパソコンに表示されるQRコードをスマートフォンなどで読み込むことで、コメントを書き込む画面を開くことができる。
開発者は“内閣総理大臣賞”を受賞した若手エンジニア
同アプリの開発に携わったのは、筑波大学でメディアアート作品を研究中のエンジニア・冨平準喜氏のチーム。
冨平準喜氏これまでに、音声を読み込むだけで自動で文字起こしをする「リスニングプレイヤー」や、 Web上でのDDOS攻撃に対するセキュリティソフト「WebAssemblyMining」などを発表。
中でも20歳の時にチームメンバーと開発したVRスポーツ観戦システム「シンクロアスリート」は、第7回ものづくり日本大賞にて内閣総理大臣賞を受賞。
東京五輪での導入も決定しているといい、今後の活躍に注目だ。
Comment Screen
https://commentscreen.com/
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