Cansell株式会社は、ホテル予約の売買サービス「Cansell(キャンセル)」の海外展開を開始した。第一弾は日本向けに世界150万軒以上のホテル比較検索と、5カ国へのホテル出品に対応している。
キャンセルしたい宿泊予約を売買する逆転の発想
「Cansell」は、キャンセルしなければいけない宿泊予約をいつでも売買できるサービス。
ホテルを予約したあと、何らかの理由でキャンセルしなければいけないことが誰にでもあるだろう。キャンセルするタイミングによってはキャンセル料が発生してしまうことが大半だ。
そのような“予約”を出品、売買が成立すれば売る人はキャンセル料を削減でき、買う人は他よりもお得に宿泊できる。
また、宿泊施設にとっても本来空いてしまう予約にそのまま宿泊者が来てくれるという、三方にメリットのあるサービスである。
宿泊施設向けに提供している「Cansell パートナープログラム」は、日本旅館協会の推薦プログラムに認定されるなど、宿泊業界からも認められつつあるサービスへと成長している。
第一弾は日本向けに海外のホテル出品・比較検索に対応
日本の宿泊施設を対象に国内向け事業として展開していた「Cansell」だが、今回、グローバル展開の第一弾として世界150万軒以上の海外ホテルの比較検索が可能となった。
出品の対応エリアは日本のほか、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、カナダの計5カ国。日本国内だけでなく海外のホテルを予約し行けなくなってしまった場合でも、「Cansell」に宿泊予約を出品することができる。
「Cansell」は2019年度内に20カ国に展開予定
今後は出品できる国をさらに増やすだけでなく、多言語化なども積極的に進め、2019年内に日本だけでなく世界20カ国で「Cansell」のサービスを展開予定である。
詳しくは以下の公式サイトも参照してほしい。
Cansell
https://jp.cansell.com
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