内定ブリッジ株式会社は、外国人スタッフを受け入れる社内体制の測定ができるチェックテストの提供を開始した。
日本人の“当たり前”から生じるコミュニケーション問題
外国人スタッフの採用が全国で進められる一方、入社後の“定着”が課題となっている昨今。同社は、これまで外国人雇用に関するコンサルティング事業やコミュケーション研修を行ってきた経験を活かし、今回のチェックテストを開発した。
同社によると、異文化コミュニケーション問題の多くは、日本人が「当たり前で意識していない」部分から生じているという。
テストを通して組織の課題を分析し、社内体制整備を進めて外国人スタッフの定着を目指す。
測定テストのデータは社内スタッフの人員配置を考える際に活用できるほか、同社が用意するテストと連動した研修を実施することも可能だ。
3つの項目から現状を分析
同サービスでは、大きく3つの項目に分けて現状を分析する。
1つ目の「異文化マインドセット」は、異文化コミュニケーションに関する実際の事例を踏まえたテスト。社内で起きやすいコミュニケーションギャップやマネジメントの失敗を防ぐために必要な考え方を測定する。
2つ目の「日本語ミュニケーション」では、“外国人にとってわかりやすい日本語表現”を選択するスキルを測定。通常の国語教育の範囲ではない個人スキルを把握することで、外国人スタッフのマネジメントにつなげていく狙いだ。
3つ目の「社内体制」では、“日本人にとっての常識”をどの程度外国人スタッフに伝えているかを分析する。労務知識や日本の労働文化における基本的な価値観、常識、社会通念といった“当たり前すぎて言語化できてない”ことを把握する内容となっている。
これらの項目を分析することで、外国人スタッフの定着度を測定する。詳細は下記URLよりご確認を。
内定ブリッジ株式会社
https://naiteibridge.com/
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