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東京オリンピック・パラリンピックは手ぶらでOK?「アリススタイル」で都市型シェアリングエコノミーの実現へ

U-NOTE編集部

2019/03/24(最終更新日:2019/03/24)


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株式会社ピーステックラボは、2019一般財団法人渋谷区観光協会および一般社団法人シェアリングエコノミー協会と協働し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間に、渋谷区内各所にて観光客が必要とする観光関連グッズをレンタルするサービス提供に向けプロジェクトを始動させた。

「アリススタイル」で手ぶら旅行が可能に?

オリンピック・パラリンピックの開催会場として予定されている渋谷区内の国立代々木競技場および東京体育館。大会期間中の同区内の交通混雑予測が発表されている。

混雑の中大きな荷物を持って移動するのは想像するだけでも困難だ。

そこでピーステックラボが提案するのが、同社が運営する物の貸し借りサービス「アリススタイル」の利用。

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「アリススタイル」を使ってアプリから事前に借りたい商品の利用申請と受け取り先を指定することで、渋谷区内のホテルやレンタルスペース等で商品を受け取りおよび返却できるため、ほぼ手ぶら状態で旅行にいくことができるという。

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例えば、試合観戦用の双眼鏡が欲しいが持っていない、想像以上の猛暑で携帯用扇風機が欲しい、所有しているデジカメは古いものだが最新機種を買うかは迷っている…というような時に、必要なものを借りられるというわけだ。

レンタルした商品は購入も可能

また、レンタルした商品はアプリ上で手続きをすればそのまま購入もできる想定とのことで、「借りてみて、よかったらそのまま買える」という消費欲の促進効果も見込めるそうだ。

なお、アリススタイルの家電等をレンタルすると、その料金の一部が児童養護施設やこども食堂等に寄付される仕組みも作るそう。

開催までに、渋谷区観光協会とともに、寄付先の選定や寄付のスキームについて協議を進めるという。

開催期間中は猛暑となることが予想される2020年の東京オリンピック・パラリンピック。少しでも快適に応援・観戦を楽しむために、手ぶら観光ができる都市型のシェアリングエコノミーの実現に期待したい。

アリススタイル
https://www.alice.style/


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