渋谷を拠点とするスタートアップ企業、株式会社Nature Innovation Groupが渋谷周辺のオフィスに日本初のシェア傘サービス『アイカサ』を提供開始した。
傘のシェアリングサービス『アイカサ』
ビニール傘の消費量世界No.1の日本では2018年ごろから傘の廃棄が問題となっていた。
ここに目を付け、環境にやさしいエコな取り組みを始めたのがアイカサのサービスだ。突発的な雨にもビニール傘をわざわざ購入せずに、アイカサを借りて利用し、雨が上がった際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができるのだ。
飲食店やカラオケなど普段の生活の中で立ち寄る場所に導入してもらうとその地域で生活する全ての人が1日(24時間)70円で利用することができる。
当初は数社限定のテスト導入だったが、急な雨のたびにビニール傘を買わずに借りられるというのが生活者に馴染み、リリースから3か月で登録ユーザー数は5000人を超え、設置スポットも100に迫る勢いだ。
アイカサ導入の方法
導入する企業はオフィス入り口などの40cm×40cmほどの設置スペースのみ提供すれば月額費用や初期費用などは発生しない。
利用者側はLINEから簡単なユーザー登録をするだけで傘シェアスポットの場所と本数が閲覧できる。利用する際は傘についているQRコードを読み取ればOKだ。あとは好きなだけ利用して傘を閉じたら返却用QRを読み取ればいい。
料金は1日(24時間)70円だが、6日以降は月額420円で使い放題だ。
このサービスが広がっていけば傘を持たなくて良い時代が来るかもしれない。今後も目が離せないサービスだ。
「アイカサ」公式サイトURL:
https://i-kasa.com/
「アイカサ」LINEアプリURL:
https://line.me/R/ti/p/%40upu4224e
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