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インターブランドが世界標準基準で日本発ブランドを評価!“Best Japan Brands 2019”ランキングを発表

U-NOTE編集部

2019/02/18(最終更新日:2019/02/18)


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インターブランドが世界標準基準で日本発ブランドを評価!“Best Japan Brands 2019”ランキングを発表 1番目の画像

日本最大のブランディング会社である株式会社インターブランドジャパンが、ブランドの持つ価値を金額換算する独自のブランド価値評価(Brand Valuation)手法を用い、日本発のブランドを評価。

ブランド価値ランキング「Best Japan Brands 2019」を発表した。

インターブランドについて

インターブランドは、ブランドをLiving business asset(常に変化する事業資産)と定義し、組織が「明確な戦略を持ち、優れた顧客体験を提供する時」に、はじめて成長があると考えている。

世界14カ国、18のオフィスを拠点に、クライアントのブランドとビジネス双方の成長を促進する支援を行っている企業である。 

Best Japan Brands 2019とは 

今年で第11回目となるBest Japan Brands 2019。

日本のグローバルブランド(海外売上高比率30%以上)を対象とした「Japan’s Best Global Brands(JBGB)」と、国内ブランド(海外売上高比率30%未満)を対象とした「Japan’s Best Domestic Brands(JBDB)」の2部門の各Top40ブランドを発表している。 

評価手法 

ブランド価値評価手法は、財務力、ブランドが購買意思決定に与える影響力、そしてブランドによる将来収益の確かさ、という観点からみたブランド価値の評価であり、以下3つの分析により評価される。 

1.財務分析:企業が生み出す利益の将来予測を行う 

2.ブランドの役割分析:利益のうちブランドの貢献分を抽出する 

3.ブランド強度分析 :ブランドによる利益の将来の確実性を評価する 

Best Japan Brands 2019総括 

ランキング全体を業種別でみると、金融ブランド(11ブランド)、自動車関連ブランド(9ブランド)、小売関連ブランド(9ブランド)の3セグメントのブランドが存在感を示している結果となった。 



Japan’s Best Global Brands 2019 

JBGB2019では、Toyotaが11年連続の第1位となり、Honda(2位)、Nissan(3位)、Subaru(10位)とTop10のうち4つが自動車ブランドとなった。

また、Kao(14位)がランクイン、日本ブランドのグローバル化が着実に進んでいることを印象づけた。 

Japan’s Best Domestic Brands 2019

 JBDB2019では、NTT DOCOMOが9年連続の1位となり、以下SoftBank(2位)、au(3位)と4年連続で大手通信3社が上位3位に名を連ねた。

ランキングでは、ECを積極的に推進することで接点を広げるとともに、ブランドの「らしさ」を創り上げる活動を推し進めている傾向が見える。

また、国内ブランドとはいえグローバル展開を加速しているブランドも多く見られた。 Best Japan Brands 2019の結果の詳細は、公開資料を参照のこと。


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