広告・デジタルマーケティング業界特化型人材ヘッドハンティング事業を行う株式会社ウィンスリーが、2018年の転職候補者および採用検討企業の動向の振り返りと、2019年の業界動向を予測した。
2018年転職候補者動向総括
「転職候補者に明確な格差が生じた1年だった」と総括している。
デジタルマーケティング業界における人材不足や急成長市場に伴う高いスキル保持者の争奪という状況は、2018年においても相変わらずの状況で、狭い市場のなかでパイを争う群雄割拠の時代となっている。
また、寄せられた問い合わせ数も2017年対比2.6倍を達成、かつ問い合わせの70%ほどが「特定企業へのエントリー依頼」ではなく、キャリアをどう構築していいかアドバイスを求める「キャリア相談」であったことも、慎重に転職活動を進める求職者が増加していることを裏付けている。
2018年企業採用活動総括
企業側の動きも、引き続き採用強化であることは変わらないばかりか、業界急成長に伴う深刻な人材不足に陥っていると感じられた。
それを裏付けるように、従来からの取引先企業からの問い合わせは約1.5倍の増加、そのうえ新規採用依頼の問い合わせ数もおよそ1.6倍増加と、苦しい採用現場が推測される。
2019年の動向予測
2019年の動きを予測すると、人材不足を前提に据えながら企業は人気企業とそうでない企業における差が歴然となる兆しである。
前述のとおり、型どおりの採用を捨て、One to One採用ともいえる丁寧な動きをする企業に勝機ありと見ている。また、2019年度は止まない離職や人手不足が経営課題となるケースも増える見込みである。
株式会社ウィンスリーは、デジタルマーケティング業界の健全な発展に寄与すべく、2019年もこうした予測をもとに真のソリューションを提供するとしている。
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