- 目次
- + 熱狂ブランド調査の背景
- +熱狂ブランド調査結果
- +調査方法
「マーケティングでワクワクした未来をつくる」をミッションに掲げるトライバルメディアハウスは、20業界、合計200ブランド、回答者数約16万人を対象に、顧客の「熱狂度」と「推奨意向度」を掛け合わせた「熱狂ブランド調査 2018」を実施した。
熱狂ブランド調査の背景
あらゆる業界でコモディティ化が進む現代において、競合他社との熾烈な価格競争に巻き込まれず、ブランドの持続的な利益成長を実現するためには、短期的な売上という「結果」に注目するのではなく、その売上が顧客のどのような「感情」によってつくられたものなのか、その「プロセス」こそが重要であるとする考え方が生まれている。
多くのブランド担当者は、顧客の重要度を測る指標を、年間購入金額や、購入・来店頻度などの「結果」で測ろうとする。
一方、重要なのは、目の前の売上が、値引きやプレゼントキャンペーンなどの短期的・強制的なものによって得られた「不健全な売上」なのか、顧客のロイヤルティや熱狂によって得られた「健全な売上」なのか、そのプロセスを明らかにすることである。
トライバルはこの「健全な売上」を測る指標として、「熱狂度(ブランドに対する顧客の愛情の強さ)」という新たな指標を採用した。
熱狂ブランド調査結果
調査では、顧客が熱狂しやすい(もしくは、熱狂しにくい)業界傾向の継続的把握を目的として、熱狂顧客比率(熱狂度が「High」をマークした顧客の割合)と、熱狂的推奨者比率(熱狂度が「High」、かつ推奨意向度が「9~10」をマークした顧客の割合)の業界間比較、業界内ブランド間比較を実施した。
その結果、同業界に属していても、熱狂顧客比率・熱狂的推奨者比率にブランド間で大きな差があることが得られた。
調査方法
調査地域を全国とするインターネットリサーチ方式。
以下の20業界・全200ブランド(業界ごとに主要10ブランドを調査)を対象とする調査により、20~69歳の男女から回答が得られた。
ビール/お茶/アイスクリーム/スナック菓子/チョコレート菓子/女性用シャンプー/洗濯洗剤/ポイントメイク用品/スキンケア・ベースメイク用品/ファストファッション/百貨店/ファーストフード/コーヒーチェーン/ノートPC/デジタルカメラ/自動車/テーマパーク・遊園地/航空会社/ランニングシューズ/雑貨店
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