少子高齢化や産業構造の変化による「働き方改革」などが叫ばれる昨今、独立や起業に興味のある人に向けて、Web上において手軽に適性診断ができる「フリーランス診断」がリリースされた。
7割が「副業に興味あり」も、一歩踏み出すには不安が
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2018」によると、「フリーランス」には43%、「副業」には76.1%の人が興味があると回答。新しい働き方への興味・関心が高まっている。
しかし実際には安定性や成功できるかどうかといった不安要素があり、成功可能性が予測しにくい点が障壁となっているのが現状だ。
適性だけでなく、想定案件、想定報酬も
この点に着目して開発した「フリーランス診断」はフォーマットに経歴を入力するだけで、フリーランスになった際の想定案件や、予想報酬がわかるという。入力には2分程度しかかからない。
チェックできるのは以下の3つ。
フリーランス診断
- フリーランスとしての適性(約1万人の経験・知見データの類似性から診断
- 想定プロジェクト(2000件以上のプロジェクトから経験・志向に沿った案件を提示)
- 想定報酬(過去のプロジェクト実績から想定稼働時間と想定報酬額を算出)
雇用形態を問わないプロ人材のリソースがベース
開発したのは、プロフェッショナル人材のシェアリングサービスを行う「株式会社サーキュレーション」。2014年の設立以来、プロフェッショナル人材1万人のネットワークにより2000件に上るプロジェクトを実現している。そのリソースがベースとなっている。
独立・起業に興味のある人だけでなく、現在フリーランスである人もこの診断を受けてみることで、適正報酬かどうかを検討するのにも使えそうだ。
「フリーランス診断」
https://freelance.circu.co.jp/
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