ホリエモンが語るフジテレビ買収失敗の要因と「ググったらわかることくらい調べろよ」の真意

　ホリエモンこと堀江貴文が自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

『堀江貴文のQ&A「損したくなければ〇〇をしろ！！」〜vol.996〜』では、最高レベルの安全性を保証するカギデバイス、次世代型Connected Lock『Tink』を開発したtsumug代表取締役の牧田恵里氏と取締役の小笠原治氏をゲストに招いて「調べる大切さ」について語った。

　今回取り上げたのは「最近、起業してみたいという思いから日々アイデアを練っています。最近、シェアリングサービスがいろいろな業界で流行っています。そこで、自宅の車の貸出モデルを考えました。住宅街を歩いていると家の駐輪場に車が使われずにおいてあることから、使いたい人に例えば15分ごとに料金を設定して貸し出すという感じです。

　料金の支払いはクレジットカードを登録し事前決済します。保険は一日保険に入ることを義務化し、延滞料金を高く設定することで借りても時間内に返すのではと思いました。堀江さんの意見をぜひ聞きたいです」という質問。

ホリエモン「まずは調べてから質問しましょう」

　ホリエモンは「『Anyca』とか、いくつかサービスありますね。まず調べてから質問しましょう。ここは検索エンジンサービスではありません」と説教した。

　ゲストの小笠原治氏もまた、自宅の車を貸し出すカーシェアサービスを展開している。「自家用車を有償で継続的に貸し出すためには、国土交通大臣の認可を受けなければならないため、結構めんどうくさい」というのが事業者の本音だ。「法律も調べた方がいいですよ」と小笠原氏はアドバイスした。

「まず歴史を調べないのはおかしい」とホリエモンは注意する。

「だけど僕も人のことを言えない」とフジテレビ買収事件時に、同様にテレビ局の買収に失敗していた孫正義氏に質問をしなかった失敗を告白した。彼曰く、相当圧力がかかったらしい。

　ホリエモンの場合、「孫正義氏だけ」とかなり情報源は限られていた。だからこそ、「ググったらわかることくらい調べろよ」という彼の言葉は、かなりの説得力がある。

　ホリエモンとゲストの小笠原治氏が「調べる大切さ」について語った『堀江貴文のQ&A「損したくなければ〇〇をしろ！！」〜vol.996〜』。詳しい内容は動画からどうぞ！