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無人コンビニで犯罪抑止として活躍した「ジーマ信用」をホリエモンが解説

森澤

2018/07/30(最終更新日:2018/07/30)


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 ホリエモンこと堀江貴文が自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

『堀江貴文のQ&A「企業が力を持つ!?」〜vol.970〜』で、ホリエモンはブロックチェーンSNSを運営するALISのCEO安昌浩氏をゲストに招いて、「ネット社会の信用度」について語った。

 今回取り上げたのは「評判の見える化って決済履歴以外にどんなものが考えられますか? 以前、評価経済に関する質問をして「ジーマ信用とか」と言われたので中国に行ったついでに見てきました。

 あれは銀行とかカード会社がやってるランクづけと同じ決済履歴ですね。それを普通にユーザーに見せてるのはすごいです。決済はビジネス的な利用評価が高いと思うのですが、他に企業が欲しがる評判ってないでしょうか?」という質問。

ジーマ信用に管理される社会

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 ホリエモンは「SNSでの影響力もだろうし、ネットでの評判の解析とかもありでしょう」と回答。

 そもそも「ジーマ信用」をご存じだろうか。ジーマ信用とは「中国で導入されているSNSも含んだ信用を数値化する仕組み」だ。ホリエモンは、最近話題になった中国の無人コンビニを例に挙げた。

 無人コンビニというと、真っ先に心配されるのは万引きだろう。防止対策になっているのが、ジーマ信用だ。万引きの事実が確認されると、犯人のジーマ信用が大幅に下がり、ネット決算やSNSの利用がまったくできなくなる。

 ネット生活がまったくできなくなってしまうことがどんな刑罰よりも、大きな抑止力になったそうだ。こうなると、中国でEC業界のトップに君臨する「アリババ」や爆発的な人気を誇るSNSWeChatを運営する「テンセント」などが、中国において必然的に大きな権力を握っているということになる。

 本日のゲスト、ブロックチェーンSNSを運営するALIS社のCEO安昌浩氏は自身の会社が狙っている立ち位置を明かした。

ALISの目指すもの

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 ALISは記事を書いた人と発掘した人にトークンが配られる仕組みを計画している。「将来的には、信用度をベースに個人間での信用取引や、企業と個人の信用取引を実現する立場を狙っている」と安氏は明かした。

 例えば、採用活動の場において、レジュメだけではその人物の全貌が掴めない。そこで、プラスアルファとして、ALISの信用情報の提供もしたいようだ。

 信用度をオープンにするか、非公開にするかどうかは未定。どちらにせよ、「信用度」を用いたサービス設計を思い描いているそうだ。

 ホリエモンとゲストの安昌浩氏が「ネット社会の信用度」について語った『堀江貴文のQ&A「企業が力を持つ!?」〜vol.970〜』。動画の視聴はコチラからどうぞ!


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